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函館本線へなちょこ旅(2) 北海道のローカル線に愛をこめて 双葉文庫
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函館本線へなちょこ旅(2) 北海道のローカル線に愛をこめて 双葉文庫

舘浦あざらし(著者)

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函館本線へなちょこ旅(2) 北海道のローカル線に愛をこめて 双葉文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2016/06/16
JAN 9784575714555

函館本線へなちょこ旅(2)

¥712

商品レビュー

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2016/07/11
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札幌から函館まで、函館本線の山線を全駅徒歩で踏破する企画の第二弾。 今作は余市からニセコまで。 前巻の札幌から余市までと違って、駅間距離は長いし、山道だし。 相当厳しい旅になるのではと思って読んだけど、彼らはちっとも変っちゃいなかった。 鉄道と温泉とラーメンの味にうるさくて頑固なあざらしさんと、子どものようにわがままで行き当たりばったりなぶぶまる君。 ちょっと読んでいて鬱陶しくなるんだよね、この二人の掛け合いが。 だけど、北海道の鉄道事情はもう本当に末期的で、無人駅を増やし、廃線を増やし、車両が古くなったという理由で人気のSLも寝台列車も廃止して、それを全て北海道新幹線でチャラにしようなんて、あざらしさんじゃなくてもはらわたが煮えくり返るのよ。 小さな出版社のオーナーでありラジオのパーソナリティでもあるあざらしさんは、オブラートにくるまずに実名を挙げてもの申してくれるからありがたい。 トイレがない、自動販売機がない、ベンチがない。 歩いて旅をすると、車で通りすぎるだけでは見えてこない景色が見えてくる。 真似をしたいとは思わないけれど、少し羨ましく思ったことは確かだ。 あとがきに、鶴見俊輔の言葉が書いてあって、それがなかなかいい。 “正義は純一を求めるあまり暴虐に行き着く。戦争をする国はいつも正義を口にする。正義なんてろくなもんじゃない。正義をかざすぐらいなら、わたしは悪人でいい”

Posted by ブクログ

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