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まっ直ぐに本を売る ラディカルな出版「直取引」の方法
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まっ直ぐに本を売る ラディカルな出版「直取引」の方法

石橋毅史(著者)

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まっ直ぐに本を売る ラディカルな出版「直取引」の方法

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 苦楽堂
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784908087042

まっ直ぐに本を売る

¥1,980

商品レビュー

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2021/01/24

出版社が本を出すと、まず取次から新刊配本され、書店に届く。 というのがオーソドックスな書籍の流通。 しかし、この流通が今、変化の時を迎えている。 大量に配本し、大量に返品して、その中でうまく読者の「買いたい」気持ちにマッチした本だけが売れていく。 その構造とは、違うやり方を実...

出版社が本を出すと、まず取次から新刊配本され、書店に届く。 というのがオーソドックスな書籍の流通。 しかし、この流通が今、変化の時を迎えている。 大量に配本し、大量に返品して、その中でうまく読者の「買いたい」気持ちにマッチした本だけが売れていく。 その構造とは、違うやり方を実践しているのがトランスビューである。 他にも、直取引を行っている出版社もあるが、 そのシステムをオープンにして、小さな出版社の取引代行をしている版元だ。 この会社のラインナップだからこそ、成立するシステムだという評が多い中、 代行を請け負う会社が増えていっても、変わらずシステムはうまく動いている。 小さな出版社にとって、決して金銭的には楽なシステムではないが、 自社と書店との間の信頼関係を強く結びたいと思っている版元には、 ありがたいシステムだと感じる。 そのためには、出版社は「本」に対する志を強く持ち続けなければならず、 書店もどういった本をうるのかという明確な意思が必要だ。 ほんとは、当たり前のことだけど、ついつい流されてしまって、そうではなくなっている実態をもう一度考えることになる。

Posted by ブクログ

2019/09/24

出版業界紙の新文化の元記者による、出版社トランスビューの書店直取引についてまとめたインタビュー本。 事細かに料率や手数料のことまで書かれていて、中々に面白い。 一方で、取次による配本モデルが崩れる中のオルタナティブとして、トランスビューの取引代行を割と推しているけど、手数料な...

出版業界紙の新文化の元記者による、出版社トランスビューの書店直取引についてまとめたインタビュー本。 事細かに料率や手数料のことまで書かれていて、中々に面白い。 一方で、取次による配本モデルが崩れる中のオルタナティブとして、トランスビューの取引代行を割と推しているけど、手数料などのことを考えると結構難しいんじゃないかなぁとは思ってしまったり…。

Posted by ブクログ

2016/10/31

現行の取次主導の出版流通に風穴を開ける、的なトランスビュー礼賛かと思いきや、苦言ってほどではないにしろマイナス面、批判的意見も書かれてて、踏み込み深い割に立ち位置フェアな印象。こういうのって難しいよね、片一方に寄せるのは簡単やけども。惜しむらくは太洋社だけやなくてトーハンか日販か...

現行の取次主導の出版流通に風穴を開ける、的なトランスビュー礼賛かと思いきや、苦言ってほどではないにしろマイナス面、批判的意見も書かれてて、踏み込み深い割に立ち位置フェアな印象。こういうのって難しいよね、片一方に寄せるのは簡単やけども。惜しむらくは太洋社だけやなくてトーハンか日販からもトランスビューをどう見てるか聞いてほしかったかな、いや、出てこないか。

Posted by ブクログ

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