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生まれ変わるデザイン、持続と継続のためのブランド戦略 老舗のデザイン・リニューアル事例から学ぶ、ビジネスのためのブランド・デザインマネジメント
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ビー・エヌ・エヌ新社 |
発売年月日 | 2016/06/09 |
JAN | 9784861009839 |
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生まれ変わるデザイン、持続と継続のためのブランド戦略
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商品レビュー
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借りたもの。 ブランドリニューアルの実例を基に、ロゴなどのリニューアルが何故必要なのか、その際にブレないコンセプトが重要なのかを、丁寧に説いている。 ブランドとは自社の歴史――時間だけでなく地域との関わりも含めた――アイデンティティであることを再認識。 デザイン実例も掲載している...
借りたもの。 ブランドリニューアルの実例を基に、ロゴなどのリニューアルが何故必要なのか、その際にブレないコンセプトが重要なのかを、丁寧に説いている。 ブランドとは自社の歴史――時間だけでなく地域との関わりも含めた――アイデンティティであることを再認識。 デザイン実例も掲載しているが、そのデザインである理由も詳しく載せているので、読み物が主体であることが、中川政七『日本の工芸を元気にする!』( https://booklog.jp/item/1/4492502874 )にも通じる。 かつて一世を風靡した「選択と集中」という考え方があったが、裏目に出ることが多かったように思う。 これは本来、自分の本来の強み=自身のブランド化ということではないか? この本に書かれている「ブランド」とは、企業のアイデンティティそのものを問う作業だった。 それから「ブランド」に沿ったヴィジュアルデザインを詰めてゆく。 水野学『「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』( https://booklog.jp/item/16/28174737 )の作業を、より絞って紹介したような経緯だった。デザイン思考の、プロトタイプを作り検証してゆくような作業工程、デザイン・ドリブン・イノベーションのような、社会から共有されたイメージ、地域性を活かすデザインとは何かを模索しながら、形にしていく。 作ったデザインも、その一回きりにしない/させない努力も必要。(そもそも小手先のデザインではなく、自社などのアイデンティティの象徴なのだから) デザイン・ガイドラインの作成、グラフィック展開など、その方法も提示。 1 アイデンティティを定義しよう 2 主軸となるグラフィック(エレメンツ)を決めよう フォント、ブランドカラー 3 実際に使用するシーンを想像してデザインを展開してみよう 4 ブランドのイメージが統一できるよう空気感を定義しておこう 配色トーン、空間デザイン 5 デザイン・アイデンティティを拡張させて新たな可能性を拓こう 【取り上げられていたデザイン】 笹屋皆川製菓 金子牧場( https://www.kaneko-bokujyou.jp/ ) 福島美味ブランドプロジェクト( https://www.fukushima-bimi.jp/ ) 銀座 立田野( http://www.ginza-tatsutano.co.jp/ ) 立田野茶寮( 閉店 )
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ロゴ等のデザインリニューアルを主な題材にして書かれているが、読み進めていくと、それだけではなく、一時の流行や社長の個人的好みに左右されず、末永く信頼される店や会社になるための考え方を解説した本であることがわかる。 特に、デザインを学んだことのない経営者や担当者が、デザイナーから...
ロゴ等のデザインリニューアルを主な題材にして書かれているが、読み進めていくと、それだけではなく、一時の流行や社長の個人的好みに左右されず、末永く信頼される店や会社になるための考え方を解説した本であることがわかる。 特に、デザインを学んだことのない経営者や担当者が、デザイナーから提案されたロゴ案やデザイン案を選ぶとき、どのような視点を持って選ぶとブランドが目指すビジョンを本当に表現できるものを選択することができるのかを解説した箇所は、実際に提案する側であるデザイナーにとっても、大切な視点が書かれている。 著者が業界系カタカナ用語を多用する傾向があるので、人によっては抵抗があるかもしれないが(「意識高い系デザイナーが読む横文字だらけの本。反面教師」といったレビューも見かけたw)、文体の善し悪しで切り捨ててしまわず、書かれている内容をきちんと理解すれば、大企業にも中小企業にも適用できる普遍的な思考法である。
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小さな和菓子店のデザインリニューアルの仕事を、「バリュー・イノベーション」とか、「スケーラブル・アイデンティティ・デザインシステム」といった横文字を使いまくることで、限界まで風呂敷を広げて書かれた本。書かれているブランディングのステップは必ずしも間違いではないにも関わらず、まるで...
小さな和菓子店のデザインリニューアルの仕事を、「バリュー・イノベーション」とか、「スケーラブル・アイデンティティ・デザインシステム」といった横文字を使いまくることで、限界まで風呂敷を広げて書かれた本。書かれているブランディングのステップは必ずしも間違いではないにも関わらず、まるですべての言葉を横文字にすることが目的のような書き方にうんざりしてくる。「意識高い系(笑)」のデザイナーならこの本を読んで「なるほど!」とか思ってしまうんだろうか・・・。個人的にはもっと一般の人に寄り添った仕事がしたいので、反面教師として参考にしたい。
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