商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2016/06/20 |
| JAN | 9784062940344 |
- 書籍
- 文庫
小説の神様
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小説の神様
¥858
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商品レビュー
3.6
159件のお客様レビュー
物語を綴る苦しさ、つらさ、嬉しさが描かれている。何のために小説を書くのか?お金のため?読書のため?自分のため?人のため?・・・でも私も含めみんな小説が好き。
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タイトルの『小説の神様』どこかで聞いたことあるようなタイトル。 文豪で「小説の神様」の志賀直哉と著書『小僧の神様』だ。 当然、物語には志賀直哉も寿司を食べたい小僧・仙吉や寿司を御馳走してくれる貴族議員のAも登場しない。 本書の魅力のひとつは、『小僧の神様』へのオマージュ?とその逆...
タイトルの『小説の神様』どこかで聞いたことあるようなタイトル。 文豪で「小説の神様」の志賀直哉と著書『小僧の神様』だ。 当然、物語には志賀直哉も寿司を食べたい小僧・仙吉や寿司を御馳走してくれる貴族議員のAも登場しない。 本書の魅力のひとつは、『小僧の神様』へのオマージュ?とその逆転劇の面白さにある。 当初は二人の作家の青春成長物語だと思っていたが、物語のなかは残酷だった。 「小説には力がある」と信じる美少女作家の詩凪と「小説には何の力もない」と言い切る売れない作家の千谷の二人が合作して小説を書くことになり衝突し紆余曲折しながらもひとつの掛け替えのない作品が出来上がっていく。 中盤あたりまでは卑屈で、情けなくて、女々しい千谷にかなりイライラさせられる。 詩凪はボロボロで自尊心を失っていた千谷が誰よりも救いを求めていると感じ自分の傷を隠してあえて「強い美少女作家」を演じた。 千谷に発していた言葉や二人で紡ごうとしていた物語は詩凪自身への叱咤激励であり心の叫びのようで胸が締め付けられる。 物語で「誰かを救いたい」と願うの詩凪が、ネットの悪意に晒され「救われたい側」に陥ってしまう姿は読んでて痛々しく辛かった。 言葉は凶器にもなるし癒しにもなると改めて感じた。 千谷が彼女の傷の深さを知り救う側へ、そして「世界の誰かがもう泣かないように」願いを込め筆を執る姿に救われる。 この最後の一文はこの物語の最高峰であたたかな気持ちと余韻がしばらく消えなかった。 「あなたは何のために小説を書いているの?」という詩凪の問いが心に残った。 「自分は何のために本を読んでいるのだろう?」と読み手にも問いかけているようだ。 娯楽や気晴らしもあるが、自分に足りないものを満たしてくれる願いや祈り、そんな物語の力を信じているからではないだろうか。最後の一文のように。 現代の作家が古典や文豪、名作をオマージュした本から過去の名作の面白さを教えてくれ、読む切っ掛けを作ってくれるのは素晴らしいと思う。 書くことの地獄、読むことで得られる救い、著者の想いがつまった読書好きに刺さる一冊だった。
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中学生で作家デビューするも不振に悩む高校生・千谷一也(ちたに いちや)と、同級生の人気美人作家・小余綾詩凪(こゆるぎ しいな)が、編集者の提案で「合作」し、ベストセラーを目指す中で、お互いの秘密や「小説を書く意味」に直面する青春小説です。売れない作家の苦悩と、人気作家の裏にある葛...
中学生で作家デビューするも不振に悩む高校生・千谷一也(ちたに いちや)と、同級生の人気美人作家・小余綾詩凪(こゆるぎ しいな)が、編集者の提案で「合作」し、ベストセラーを目指す中で、お互いの秘密や「小説を書く意味」に直面する青春小説です。売れない作家の苦悩と、人気作家の裏にある葛藤、そして読者との繋がりを描き、物語を愛するすべての人に贈る感動の物語です
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