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小説の神様 の商品レビュー

3.5

150件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    48

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    7

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2024/12/26

小説を生み出すのにどれ程の苦しみがあるのかは、書けない自分は分かりませんが、この主人公甘え過ぎ。 一番苦労しているのは、友人の九ノ里君では?

Posted byブクログ

2024/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このところ、書店や作家さんの裏事情?を書いた本を 読む機会が続いて、ホントに大変な世界なんだなと 思いました。 この物語も、作品を作る大変さが描かれており はじめは面白かったのですが 最後までずっと主人公がウジウジしっぱなしで いつまでこの調子で続くんだろう?と 途中からはちょっと疲れ気味に。 ここで描いてあるような「前向きで誰もが憧れる主人公」 を求めているわけではないけれど ちょっとウジウジが長すぎる⁈という気持ちになりました。

Posted byブクログ

2024/10/03

3.2 好きな作家。 予想していた通りラノベタッチが鼻につき、なかなか好きになれなかったのだけど、半分読んだ頃からだんだんと面白くなり、 小説を書くこと、小説家である苦悩や2人の秘密(?)が明らかになってくると一気に読み終えてしまいました。 小説を書くことに心血を注ぐ2人が眩し...

3.2 好きな作家。 予想していた通りラノベタッチが鼻につき、なかなか好きになれなかったのだけど、半分読んだ頃からだんだんと面白くなり、 小説を書くこと、小説家である苦悩や2人の秘密(?)が明らかになってくると一気に読み終えてしまいました。 小説を書くことに心血を注ぐ2人が眩しかったです。 これを読んでから高校生活を送りたかったです。無理だけれどw

Posted byブクログ

2024/09/09

この本は、小説家 相沢沙呼の心の叫びなのだろう。 正直なところ、前半の主人公には全く共感できなかった。 ウジウジと後ろ向きで、日向にいる人間を羨むしかできないような、そんな男に見えた。 しかし、中盤も終わりに近付くと、物語は一気に加速して、グレードアップした武器を手にした勇者のよ...

この本は、小説家 相沢沙呼の心の叫びなのだろう。 正直なところ、前半の主人公には全く共感できなかった。 ウジウジと後ろ向きで、日向にいる人間を羨むしかできないような、そんな男に見えた。 しかし、中盤も終わりに近付くと、物語は一気に加速して、グレードアップした武器を手にした勇者のようになり心を躍らせた。 なぜ小説家は小説を書くのか、なぜ人は小説を読むのか。 相沢沙呼の出した答えがこの中にある。

Posted byブクログ

2024/08/29

私も趣味で小説を書いています。 読んでいて頭や喉を掻きむしってしまいたくなるほどに一也に共感してしまいました。 小説と必死に向き合って、何回も心を折って、それでも物語から逃げることができない一也と詩凪が愛おしいです。 個人的に九ノ里が凄く良い性格をしていて、友人に欲しいと思ってし...

私も趣味で小説を書いています。 読んでいて頭や喉を掻きむしってしまいたくなるほどに一也に共感してしまいました。 小説と必死に向き合って、何回も心を折って、それでも物語から逃げることができない一也と詩凪が愛おしいです。 個人的に九ノ里が凄く良い性格をしていて、友人に欲しいと思ってしまうほどでした。 とても素敵な物語です。

Posted byブクログ

2024/02/25

メディウムと、インバートを読んで、同じ作者なので読みました。 小説家の2人がお互いにきずつきながら乗り越えていく、ボーイミーツガールです。 後半ぐらいから面白くなってきて、終わるんか、これ?と思いながら読んでました。

Posted byブクログ

2024/02/22

小説を書くってことがどれだけ辛いかって言われても。。。 読者サービスの悪い小説でした。 まるで、批判するなって先に予防線を張っているように感じました。

Posted byブクログ

2024/02/11

小説に力はないと負の感情を持つ売れない作家の千谷一也と、小説には力があると信じる人気作家の小余綾詩凪。 二人で共作をすることになり、衝突しながら、物語を作り上げていく。 自らの生み出す物語が売れないからこそ鬱屈な想いを払拭できない千谷は、小説が売れないことは自分が否定されているよ...

小説に力はないと負の感情を持つ売れない作家の千谷一也と、小説には力があると信じる人気作家の小余綾詩凪。 二人で共作をすることになり、衝突しながら、物語を作り上げていく。 自らの生み出す物語が売れないからこそ鬱屈な想いを払拭できない千谷は、小説が売れないことは自分が否定されているように感じ、陽向で生きる小余綾のことを受け入れられず、衝突を繰り返す。しかしその中で互いの苦悩を理解し、合作を作り上げる過程が、苦しみと成長を感じ、不器用な青春を感じた。 言葉の持つ負の力、言葉の不器用さ、言葉の遅さ。これらを感じる中で、言葉を積みあげることで完成される物語を編むことで伝わるものがあると訴えかけるような物語だった。 生きるための養分を小説から摂取している心に、小説を愛する心に刺さる小説だった。

Posted byブクログ

2024/01/18

おそらく、主人公を受け付けることができないという理由で低評価を付ける人がいるだろう。正にこの主人公、千谷の本の評価コメントで書かれたように。正直、私も好きとはいえない。よく周りの登場人物は、千谷を見捨てないなぁとも思った。 千谷の本で描かれた世間から不人気の主人公を、千谷自身がこ...

おそらく、主人公を受け付けることができないという理由で低評価を付ける人がいるだろう。正にこの主人公、千谷の本の評価コメントで書かれたように。正直、私も好きとはいえない。よく周りの登場人物は、千谷を見捨てないなぁとも思った。 千谷の本で描かれた世間から不人気の主人公を、千谷自身がこの「小説の神様」の主人公として表している。作品中に出てくる名のないその他大勢役を、私たちが体験できるというなんとも面白い仕掛けで、私としては大変楽しめた。さらにこのダメな主人公がなぜ書かれるのか、どのような思いで書かれるのかを解説されて、なおこの主人公が受け付けられないとはとても言えないはずだ。

Posted byブクログ

2023/12/26

小説を書く人は、何故書いたのか、何故書いているのか、そして何故これからも書くのか…? 主人公たちが紆余曲折、試行錯誤を延々と繰り返しているようですが、そういうプロセスの苦悶に苛まれずに書くことはできないのだということなのですね。書き上がった小説が本になったのか、売れたのかは書いて...

小説を書く人は、何故書いたのか、何故書いているのか、そして何故これからも書くのか…? 主人公たちが紆余曲折、試行錯誤を延々と繰り返しているようですが、そういうプロセスの苦悶に苛まれずに書くことはできないのだということなのですね。書き上がった小説が本になったのか、売れたのかは書いてありませんが、そういう結果はどうでもよくて、ただ、小説を書き上げ、これからも書き続けていくということでいいのでしょう。

Posted byブクログ