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「好き嫌い」と才能
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「好き嫌い」と才能

楠木建【編著】

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「好き嫌い」と才能

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2016/05/01
JAN 9784492533826

「好き嫌い」と才能

¥1,980

商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2024/09/29

実業家との対話本で肩の力を抜いて読めるような内容。あなたの好き、嫌いは何、という切り口から、ビジネスとの本質的な関連性を探る。色んな人が色々言って、楠木建は恐らくは予めから持っていた結論にそれを結びつける。つまり、好き嫌いはモチベーション的に経営者に重要な観点だと。 感じた事を...

実業家との対話本で肩の力を抜いて読めるような内容。あなたの好き、嫌いは何、という切り口から、ビジネスとの本質的な関連性を探る。色んな人が色々言って、楠木建は恐らくは予めから持っていた結論にそれを結びつける。つまり、好き嫌いはモチベーション的に経営者に重要な観点だと。 感じた事を過剰書きして、考えてみる。おじさんでもおばさんでもそうだが、二人で「嫌い」な話で盛り上がるのは生理的に嫌な感じ。相手の「好き」を聞き出すのは逆に面白いが、それがビジネスに直結するという事は事例として多くないし、寧ろ、何かしらの「使命感」で動いていて、好き嫌いだけでは意思決定は出来ない。 人材も客も、嫌いだから避けるというのでは事業が成り立たない。たまに、お金の話は好きじゃないという人に会うが、お金の話をせずに商談はできない。好き嫌いなど、良し悪しや、やるべきか否かと少しでも重なれば幸せだ、という程度だ。重ならない事が大半。例えば、大勢の前でのスピーチは嫌いだが、やるべきを成し遂げた後に達成感や実りがある。英語嫌いが海外駐在し、無理矢理にでも身につけるなど。 努力を努力と思わない。この才能の根源が「好き」という感情だ、というケースもあるだろうか。これも「使命感」で代替できそうだが、分からなくもない。やっている内に好きになる、という事もあるだろう。だから、努力の娯楽化、という考え方も嫌いではない。 もう一歩、考える。努力の娯楽化ではなく、娯楽の努力化。これは、ログインボーナスやゲームキャラを強化するために日々努力するような現象で、本末転倒に思うが、それでも、楽しいのだろう。もしかすると、没頭したり好きになったりする感情の根源には、何かしらの「使命感」と共通するものがあるのかも知れない。ドーパミンが関係するなら、考えてみれば、それはそうだろうという話か。

Posted by ブクログ

2023/09/20

好きってなんだろう。改めて問われると即答できない。無邪気にあれが好きこれが好きと言いづらいというか、本当に心から好きなものがわからなくなっているってのもあるかもしれない。そもそも社会人になって最初の配属の時点で全く希望していない部署だったし、好きで今の仕事が始まった訳では全くない...

好きってなんだろう。改めて問われると即答できない。無邪気にあれが好きこれが好きと言いづらいというか、本当に心から好きなものがわからなくなっているってのもあるかもしれない。そもそも社会人になって最初の配属の時点で全く希望していない部署だったし、好きで今の仕事が始まった訳では全くない。だからといって嫌いという訳でもないけれど。とりあえず食らいつきながらやってみたら嫌いではないし向いてない訳でもなさそうと思ってこの世界で仕事をし続けているということかな。結果的にこの世界での経験が自分の武器だし、意義とか目的とか考えると結構好きな部分もあるんだよね。この本で出てきた人のように昔から首尾一貫して好きなことの本質が変わっていないみたいな感じでは全然ないけど、結果として自分の蓄積してきた経験とそこから繋がっていきそうに思える道筋がまぁそこそこ好きかなと思えることはそれなりに幸運に恵まれているってことなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/02/13

この著者の本は全般的に好きなように生きなさいと言われている感じがして、読んでて心地よい。実は、身も蓋もない結構厳しいことを言ってたりもするのだけども。 この人の好き嫌いが大事と言う本は前も読んだことがあるのだが、この本は、ビジネスを中心にスポーツ、学問、芸術の各分野で有名な方々...

この著者の本は全般的に好きなように生きなさいと言われている感じがして、読んでて心地よい。実は、身も蓋もない結構厳しいことを言ってたりもするのだけども。 この人の好き嫌いが大事と言う本は前も読んだことがあるのだが、この本は、ビジネスを中心にスポーツ、学問、芸術の各分野で有名な方々への、好き嫌いと生き方をテーマにしたインタビューの形式をとっていて、非常に読みやすかった。 好き嫌いや考え方はもちろん人それぞれだけど、 著者の質問による誘導で、それぞれの人の芯にある軸みたいなものがあぶり出され、そして多くの場合それは好き嫌いに基づいていたりするので面白い。 物事ってもっと好き嫌いで決めていって良いんだ。 という主張はどこまで出来るかは自問自答しつつ。 色々と勇気づけられる。 人の評価や選考は好き嫌いで決める。 と言い切る経営者やマネージャーの話はなかなか目からウロコ。でも人間そういう人の方が信頼できるよね。

Posted by ブクログ

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