商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2016/05/20 |
JAN | 9784488460112 |
- 書籍
- 文庫
日曜は憧れの国
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日曜は憧れの国
¥748
在庫なし
商品レビュー
3.3
28件のお客様レビュー
ここのところよくジュブナイルミステリをよく読むのだけれど、これは白眉と思います。というか好きですね。 キャラは立っているが、キャラ付けされすぎていない絶妙なバランス。 単に「事件を解いた」→「人間的に成長した」のような安易な成長譚にせず、謎そのものにしても、その解決方法にしても...
ここのところよくジュブナイルミステリをよく読むのだけれど、これは白眉と思います。というか好きですね。 キャラは立っているが、キャラ付けされすぎていない絶妙なバランス。 単に「事件を解いた」→「人間的に成長した」のような安易な成長譚にせず、謎そのものにしても、その解決方法にしても異なる意見・性格の友人と議論し(時にはしっくりとくる結論がでないこともある)、人生の答えを見つけ出そうともがく様を丁寧に描いている。 4人のメイン主人公たちの描きわけが巧みなのは、作中何度か2人×2チームで行動した(その組み合わせを変える)時に如実に現れます。また続編ではさらにそれが際立つ。 いずれにしても、子どもの「学ぼうとする」姿を応援する姿勢を貫いて物語を紡いだ作者のオトナとしての矜持を尊敬します。
Posted by
個人的には好き。一話が長くなくてヘビーな話もないので、気軽に読みたい時に。本格とか腰据えてとかそーゆーの期待するとダメなんだろうけど。本の読み方も色々だからね。私にとってはお風呂で読む本。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
※ネタバレではないけれどあまり良い感想ではないので、閲覧注意下さい※ 4人の主人公のキャラが弱い。例えば千鶴ちゃんのお嬢様設定も、ただの引っ込み思案な大人しいコで終わってしまった印象。おっとりとおとなしいは違うと思うんだけどな。謎解きも独りよがりに感じた。
Posted by