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日曜は憧れの国 の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2023/04/21

ここのところよくジュブナイルミステリをよく読むのだけれど、これは白眉と思います。というか好きですね。 キャラは立っているが、キャラ付けされすぎていない絶妙なバランス。 単に「事件を解いた」→「人間的に成長した」のような安易な成長譚にせず、謎そのものにしても、その解決方法にしても...

ここのところよくジュブナイルミステリをよく読むのだけれど、これは白眉と思います。というか好きですね。 キャラは立っているが、キャラ付けされすぎていない絶妙なバランス。 単に「事件を解いた」→「人間的に成長した」のような安易な成長譚にせず、謎そのものにしても、その解決方法にしても異なる意見・性格の友人と議論し(時にはしっくりとくる結論がでないこともある)、人生の答えを見つけ出そうともがく様を丁寧に描いている。 4人のメイン主人公たちの描きわけが巧みなのは、作中何度か2人×2チームで行動した(その組み合わせを変える)時に如実に現れます。また続編ではさらにそれが際立つ。 いずれにしても、子どもの「学ぼうとする」姿を応援する姿勢を貫いて物語を紡いだ作者のオトナとしての矜持を尊敬します。

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2021/12/21

個人的には好き。一話が長くなくてヘビーな話もないので、気軽に読みたい時に。本格とか腰据えてとかそーゆーの期待するとダメなんだろうけど。本の読み方も色々だからね。私にとってはお風呂で読む本。

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2021/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

※ネタバレではないけれどあまり良い感想ではないので、閲覧注意下さい※ 4人の主人公のキャラが弱い。例えば千鶴ちゃんのお嬢様設定も、ただの引っ込み思案な大人しいコで終わってしまった印象。おっとりとおとなしいは違うと思うんだけどな。謎解きも独りよがりに感じた。

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2021/04/24

カルチャーセンターで出会った女子中学二年生の4人。各章毎に視点が変わり、お互いに自分にないものを持つ友人を羨ましく思っている。読むのを止めるほどつまらないわけじゃないけど、かと言って続編があっても読まないだろうな。

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2019/02/26

中学生がひょんなことからカルチャースクールで知り合い、互いに刺激を受けながら成長するという内容ですが、自分が中学生の頃にはこんなに深く物事を考えていなかった気がする。 でも、大人になって改めて純粋に何かを学びに行くというカルチャースクールに魅力を感じます、 一度行ってみようかな。

Posted byブクログ

2018/11/08

カルチャーセンターで出会った中学生女子4人組が、様々な謎を解くお話。自分たちの悩みにも向きあいつつ少しずつ成長していく姿がよかったです。読後さわやか。続編も読もうと思います。

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2018/10/13

カルチャーセンターで出会った四人の中二女子と料理、将棋、幕末等の講座体験と謎。段々と慣れた口調からも各自個性的と思いきや、丁寧語の内気お嬢様と切り捨て口調の堅物優等生以外の二人が各目線もあるのに逆に落ち着かず、上手く掴めなかった。本はすきだけれど国語はやっぱり苦手らしいと小説執筆...

カルチャーセンターで出会った四人の中二女子と料理、将棋、幕末等の講座体験と謎。段々と慣れた口調からも各自個性的と思いきや、丁寧語の内気お嬢様と切り捨て口調の堅物優等生以外の二人が各目線もあるのに逆に落ち着かず、上手く掴めなかった。本はすきだけれど国語はやっぱり苦手らしいと小説執筆講座の課題で感じた。

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2018/07/11

 日常の謎系の作品も書くのか。  中学校1年生の女子たちを主役とした短編連作。  たどたどしい人間関係と、すこしずつ欠けたところ、優れたところを楽しく魅せてくれる文章はすごい。カルチャーセンターに通いたくなる。

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2021/02/20

たまたま、カルチャースクールのお料理教室で出会った学校も違うjc4人によるご近所系ミステリ カルチャーセンターのお試し的バイキングクーポンが5枚なので、本作も短編5編 どんなバイキングがたのしめるか。。。。 (正確には4人一緒に利用は4枚です)

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2018/04/12

図書館。 以前から気になっていた本。 中学生四人がカルチャースクールに 行く話。 日常の謎系だがむしろ性格の違う 四人の交流が主か。 あまり四人の顔が浮かんでこない。 そういう意味では印象が薄いが この作者はちょっと追いかけようと 思う。

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