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研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用 中公新書2373
968円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2016/04/01 |
JAN | 9784121023735 |
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研究不正
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
深刻な研究不正の事例、不正の実態、なぜ不正にいたったのか、どういった仕組みで不正を監視しているか、不正をすると結局どうなるか、今後不正を防ぐためにどうすればよいか、そういったことが丁寧にまとめられています。なかなかボリューミーです。エラーもミスも人間である以上ゼロにはできませんが...
深刻な研究不正の事例、不正の実態、なぜ不正にいたったのか、どういった仕組みで不正を監視しているか、不正をすると結局どうなるか、今後不正を防ぐためにどうすればよいか、そういったことが丁寧にまとめられています。なかなかボリューミーです。エラーもミスも人間である以上ゼロにはできませんが、自分の言動が大なり小なり周囲に与える影響を冷静に考えるための余裕くらいは、なんとか確保しておきたいです。
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研究不正のありがちなポイントを並べるだけでなく、研究不正の事例を挙げて事実を述べていく構成。 卒業や任期の締め切りがある中で成果=論文を出すことが求められる。いいデータが出ると上司に承認され、研究室での立場も向上する。そんな中、自分が欲しかった結果やデータ、統計結果が出ない時にど...
研究不正のありがちなポイントを並べるだけでなく、研究不正の事例を挙げて事実を述べていく構成。 卒業や任期の締め切りがある中で成果=論文を出すことが求められる。いいデータが出ると上司に承認され、研究室での立場も向上する。そんな中、自分が欲しかった結果やデータ、統計結果が出ない時にどうするか、時間もない…となった時に果たして魔が差さないとは言い切れるか。考えさせられた。
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★現象優先の生命科学の危うさ★生命科学の研究者が研究不正を過去の事例から淡々と分析する。日本だけでもこんなに不正があったのかというのは単純に驚きだ。STAP細胞よりもノバルティスの問題の方が企業に都合のいいように研究が使われていた意味では問題が根深いのがよく理解できた。キャラに引...
★現象優先の生命科学の危うさ★生命科学の研究者が研究不正を過去の事例から淡々と分析する。日本だけでもこんなに不正があったのかというのは単純に驚きだ。STAP細胞よりもノバルティスの問題の方が企業に都合のいいように研究が使われていた意味では問題が根深いのがよく理解できた。キャラに引っ張られるのがいかに危ないことか 科学といっても数学などに不正は生じにくく、医学と生命科学で目立つという。後者は理論の前に現象を優先し、抽象化があいまいなまま進んでいくからという。とにかく目の前の人を治すために、という思いがあるのだろうが、確かに同じサイエンスでも言語がまったく違う。 一般の人に分かりやすいようと、ところどころに笑いを交えようとするのが、こなれていなくてむしろおかしい。
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