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ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 講談社文庫
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ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 講談社文庫

レイチェル・ジョイス(著者), 亀井よし子(訳者)

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ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 講談社文庫

1,034

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/05/13
JAN 9784062934077

ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅

¥1,034

商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/07/28

旅と死と家族に思いを馳せながら読んだ。静かで、寂しくて、それでいて冗長ではなく退屈もさせない。ハロルドの心境の変化やストーリーがややありがちかつ都合が良すぎるようにも感じたが、それも安心して読めるという意味ではむしろ評価すべき点かもしれない 個人的には旅の前半部分が好き。草木の描...

旅と死と家族に思いを馳せながら読んだ。静かで、寂しくて、それでいて冗長ではなく退屈もさせない。ハロルドの心境の変化やストーリーがややありがちかつ都合が良すぎるようにも感じたが、それも安心して読めるという意味ではむしろ評価すべき点かもしれない 個人的には旅の前半部分が好き。草木の描写が美しく、イギリスの郊外のきらきらした景色を想像させる。ガソリンスタンドの女の子の関わり方も好ましい 訳文も、翻訳された本特有の古めかしい表現などが少なく、読みやすい

Posted by ブクログ

2022/05/27

定年退職した 65歳の男性が 20年前同僚だった女性から手紙が届いた。 癌で危ないらしい。 返事を書いて ポストに投函しようと出かけたら 会って 「ありがとう」と 伝えたくなり そのまま 1000KMの道を歩き始めるというお話。 主人公が心に悩みを抱えたまま 歩くのですが 途中...

定年退職した 65歳の男性が 20年前同僚だった女性から手紙が届いた。 癌で危ないらしい。 返事を書いて ポストに投函しようと出かけたら 会って 「ありがとう」と 伝えたくなり そのまま 1000KMの道を歩き始めるというお話。 主人公が心に悩みを抱えたまま 歩くのですが 途中で出会った人たちとの 心のふれあいによって 心がすっきりしていく様子が 描かれています。 「わからないことでも 信じれば何かが変わることがある」 「受け取る事は与えるることと同じように 贈り物なのだ。  受け取る事も与える事も ともに勇気と謙虚さの両方を必要とする」 などど いう 文章が あり、 主人公を 見ているつもりが自分に置き換えてしまって 読んで納得しながら 読み終えました。 人は生きていく上で 予定や持ち物など 色々必要なものがあるように思えますが それらを 全て手放しても 生きていける。 でも、人は生きていく上で大切なのは やはり 心 (信頼 愛) それさえあれば 生きていける そんな風に感じました。 

Posted by ブクログ

2022/05/07

仕事も引退してイギリス南部の家で妻と余生を過ごすハロルドのもとにある日、元同僚の女性から1通の手紙が届きます。 彼女は病気で余命いくばくもないことを知り、ハロルドは手紙の返事を書いてポストに投函しに出かけるのですが、一番近所のポストを通り過ぎ、次のポストまで…と思って歩き、そこに...

仕事も引退してイギリス南部の家で妻と余生を過ごすハロルドのもとにある日、元同僚の女性から1通の手紙が届きます。 彼女は病気で余命いくばくもないことを知り、ハロルドは手紙の返事を書いてポストに投函しに出かけるのですが、一番近所のポストを通り過ぎ、次のポストまで…と思って歩き、そこにつくと、いや、もう一つ先…と通り過ぎて、そのまま歩き続き、あるガソリンスタンドで出会った店員の一言がきっかけとなり、そのまま彼女のいるイギリス北部まで歩いて会いに行こうと決心するのです。 その間、色々な人に出会い、自分の人生、関係のこじれてしまった妻や息子のことを振り返り、ハロルドの今までの人生を紐解いていくのですが、これが、ハッとするような出来事が起こっていて、中盤からはドキドキしっぱなしでした。 ハロルドが到着するまで、手紙の元同僚女性は生き続けられるのか、という点もドキドキしながら、とにかく頑張れ、頑張れ!と思いながら読みました。 ハロルドの心境が旅を通して移り変わっていくところも面白かったです。

Posted by ブクログ

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