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オービタル・クラウド(上) ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2016/05/11 |
JAN | 9784150312282 |
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オービタル・クラウド(上)
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オービタル・クラウド(上)
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商品レビュー
4
18件のお客様レビュー
SFをベースにした大スペクタクルエンタメ小説。シーンの速度感や構成する技術要素の緻密さによってありありと場面を想像させるので一気に読めた。サイエンスやエンジニアリングの楽しさと素晴らしさが詰まった作品。
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SFといえばSFなんだけど、宇宙を背景にしたサスペンスというかテロ事件に立ち向かう1人の民間人、という感じ。最初は登場人物がたくさん出てきてどういう状況なのかよく分からなかった。読み始めるといっきに進む。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
―― スペクタクル。もうほんと、そんだけ。 純粋なSF、であると同時に科学ミステリ。サスペンス大作でもあり、冒険小説でスパイ小説でお仕事小説でもある。むしろ含まれてない要素はなんだ。ラブコメ? ちょっとある。 物語のスケールが地球規模なので、沢山の立場の沢山のひとたちが出てくるわけだけれど、皆がみなそれぞれの場所でそれぞれの肩書きの上でしっかりとキャラクタしているからとてもとても魅力的。こんなに登場人物の顔と名前が一発で入ってくることあんまりない。真っ黒な悪人が居ないというのも好み。 にしても宇宙のふたり(笑)は本当に魅力的かつ、最後に美味しいところを持っていくキーパーソンにもなっていてズルいなぁ。特にトニー・スターク――もといロニー・スマークはこれはもう、モデリングが秀逸。物語のデトネータとしての役割を完璧にこなしている。 けれど何より、そういったキャラクタの中心にいる主人公が、登場人物の中で最もスーパーヒーローから遠いように見える主人公が、少しずつ大胆に“チーム”を構築していく。 けれど彼の中にあるのは、正義感や使命感とはまた違うもので。 これはなんというか、憧憬? に近いような。 技術や発想に対するリスペクトと、そして、だからこその意地、というか。 その力の素晴らしさを知っているからこそ、もっと何かあるだろう、っていう歯痒さが、誤った力の使い方に対して食らいついていく動機になっていく。それはひとつの、可能性の獣なのかもしれない。こうあるべきだ、っていうのではなくて。少しでも佳い方へ。 それはでも、個人の持つ発信力が本当に大きくなっているいま、ひとりひとりが抱えている問題であり、同時に秘めている可能性でもあるわけですね。 お見事。☆4.4
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