商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/04/30 |
JAN | 9784087716559 |
- 書籍
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読書は格闘技
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読書は格闘技
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商品レビュー
3.8
48件のお客様レビュー
☆読書は素晴らしい力になる。あえて批判するとしたら、“対戦相手”が違っている 様々な読書術の本を読んできたが独特かつ非常に深い示唆に富んだ一冊。 13のテーマでメイン2冊・サブ6冊、計104冊が提示されており、 メイン26冊の大半は単体で読んだ事はあるが、テーマと組み合わせに...
☆読書は素晴らしい力になる。あえて批判するとしたら、“対戦相手”が違っている 様々な読書術の本を読んできたが独特かつ非常に深い示唆に富んだ一冊。 13のテーマでメイン2冊・サブ6冊、計104冊が提示されており、 メイン26冊の大半は単体で読んだ事はあるが、テーマと組み合わせによって、 ここまで違う示唆が得られるのか、というのが一度目に読んだ時の示唆。 本書の最後に明記された“感想戦”にあえて挑むとしたら、 “対戦相手”は、本ではなく、テーマ(人生の難題)ではないだろうか。 最初読んだ時には、(本vs本) vs 私 のような図があり読みながら違和感があった。 その後、テーマ vs (本+本)×私 の構図で読んでみたら、本はセコンドやトレーナーのような立場となり、 私を鍛え・アドバイスを与え・(人生の)勝利へと導く存在となり、私の読書への想いは強くなった。 一戦を例にだすと、Round4時間管理術では、‘時間が足りない’‘時間がもっとほしい’というテーマ/対戦相手に対して、 『GTD』『ザゴール』(+6冊)という名書/名セコンドを読む/鍛える事で“時間を管理する”という勝利が得られる。 瀧本さんの本を4冊読んで共通するのは、“困難/テーマの連続である人生で逞しく生きてほしい”という想いであり、 この本の根底にもその気概を感じ、読み終えた後に困難に立ち向かう勇気や強さも得られた点こそ この本の真価だと思う。
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著者の本は好きで読んでいる。 本著は、著者が今まで読んだ本をジャンル別にオススメしている内容で、新しい気付きなどは少なかった。
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エンジェル投資家として活動しながら、京都大学で産官学連携活動に従事していた著者の読書姿勢を扱った本。 「読書は格闘技」とは、単に受動的に読むのではなく「本当にそうなのか」と反証的に読む中で自分の考えを作っていく知的プロセスのことである。格闘技的に読むとは、著者と自分の考えを戦わ...
エンジェル投資家として活動しながら、京都大学で産官学連携活動に従事していた著者の読書姿勢を扱った本。 「読書は格闘技」とは、単に受動的に読むのではなく「本当にそうなのか」と反証的に読む中で自分の考えを作っていく知的プロセスのことである。格闘技的に読むとは、著者と自分の考えを戦わせて考えを新たに形成していくことなので、リングの外から傍観するといった受け身の姿勢は許されないそうだ。つまり、自分もリングに上がり著者と格闘しなければならない。 本書では、(読書における)格闘の方法の一つとして対立軸を設定した読みを行っている。対立軸は、問題意識、背景、テーマなどで決定する。そして、それぞれの本の利点と欠点を整理し論点や課題を浮き彫りにすることで、批判的に読書を行っている。例えば、「心を掴む」というテーマでは『人を動かす』と『影響力の武器』を設定することで、人情vs統計データ、道徳的vs合理的など多様な切り口からこのテーマを深掘りしている。 著者のスタイルで読書することは、自分が批判的に考えることを要求するので、負荷がかかる。しかし、ただ単に知識を頭に入れるのではなく思考力を身につけるという目的で読むなら、この負荷は避けられない。それを再確認することができた。
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