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神秘(下) 講談社文庫
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神秘(下) 講談社文庫

白石一文(著者)

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神秘(下) 講談社文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/04/15
JAN 9784062933803

神秘(下)

¥770

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2023/09/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

感想 正直な感想は「なんだかなぁ〜」。正になんとも言えない偶然を見せられたという感じだ。ノンフィクションの物語を見せられているような気分になった。 どんどん繋がっていく人と人との関係に、自分も人の縁に支えられて生きているのだと思わざるを得ない感じがした。 上巻では、死に向き合い、死を考え、下巻でそれが自分を取り巻く人の縁にたどり着いた。人生とは?を考えさせられるような本だった。 あらすじ やよいを探していた菊池は、神戸に移り住み、思うがままにやよい探しをしていたが、あることがキッカケになり、情報が整理され、行きつけにしていたおでん屋の女将がやよいであることに気づく。 そこから、やよいに癌を治してもらうでもなく、穏やかな生活を送っていた。やよいと共に東京へ移り住み、やよいの元夫の谷口兄弟と親交を持つ。やよいの夫の双子の兄の公道はタクシードライバーであり、まさに菊池と元妻の藍子を取り持った人であった。 自分の縁を探るべく、やよいの元夫の善道を探したところ、震災後の石巻でタクシードライバーをしていることが分かり、尋ねる。善道の妻のゆかりは、八歳で子供を亡くし、その子供こそが、藍子が心から繋がりを持てたという真尋であった。実は真尋は藍子の妹だったのだ。 色々な人のつながりや縁は正に神秘である。

Posted by ブクログ

2022/04/06

不思議な力を持つ人がキーパーソン人になる物語。上巻ではあまり話が見えてこず、読むのがしんどい部分が多い。しかし、下巻で上巻の様々な伏線の回収があるので面白い。白石作品にしては長編であるがもう一度読みたいとも思える。深い内容であった。

Posted by ブクログ

2022/03/12

死生観の話であり、数奇な運命の話であり、それを語る主人公とその家族のとても深く掘り下げられた自叙伝でもあった。

Posted by ブクログ

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