商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/04/23 |
JAN | 9784048659437 |
- 書籍
- 文庫
日本酒BAR「四季」春夏冬(あきない)中 さくら薫る折々の酒
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日本酒BAR「四季」春夏冬(あきない)中 さくら薫る折々の酒
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
日本酒と料理のマリアージュを楽しませる日本酒BAR『四季-Shiki-』の話。店主は26歳で未亡人の赤橋楓、店員は21歳で唎酒師の北条冴蔵。楓が料理を作り、冴蔵がそれに合う日本酒を選ぶ。今回は4つの日本酒、千代むすび、十旭日、達磨正宗、獺祭が登場。どれも美味しそうだが、燗あがりす...
日本酒と料理のマリアージュを楽しませる日本酒BAR『四季-Shiki-』の話。店主は26歳で未亡人の赤橋楓、店員は21歳で唎酒師の北条冴蔵。楓が料理を作り、冴蔵がそれに合う日本酒を選ぶ。今回は4つの日本酒、千代むすび、十旭日、達磨正宗、獺祭が登場。どれも美味しそうだが、燗あがりするにごり酒に興味津々。
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ちゃん付けとはいえ男なのに、表紙には女の子しかいないんだが…?と読みながら3分の1くらいまではずっと不思議に感じてた。なんてことはない、勘違いだった。そうか、これ、男の子か。 酒を「唎く」っていうの、いいなあ。今じゃ聞くと言ったら音しかないところ、香りも味も「唎く」と表現すると...
ちゃん付けとはいえ男なのに、表紙には女の子しかいないんだが…?と読みながら3分の1くらいまではずっと不思議に感じてた。なんてことはない、勘違いだった。そうか、これ、男の子か。 酒を「唎く」っていうの、いいなあ。今じゃ聞くと言ったら音しかないところ、香りも味も「唎く」と表現するところが日本語の感覚の好きなところ。
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家出した利酒師の若者が日本酒BARで働き始めるお話 新潟の実家を家出同然で東京にやってきた冴蔵(さくら) 住所不定で働き口がなく空腹で行き倒れていたところ、食事処の店先で出会った店主の赤橋楓に助けられる 夫婦でやっていた日本酒BARも3年前に夫を亡くして以来、料理はできるが酒の...
家出した利酒師の若者が日本酒BARで働き始めるお話 新潟の実家を家出同然で東京にやってきた冴蔵(さくら) 住所不定で働き口がなく空腹で行き倒れていたところ、食事処の店先で出会った店主の赤橋楓に助けられる 夫婦でやっていた日本酒BARも3年前に夫を亡くして以来、料理はできるが酒の知識がないために日替わりのメニューだけでやっているという 利酒師で鼻が利く冴蔵の助力による日本酒BAR復活、そして二人がさらなる先へと踏み出す物語 メインのエピソードは4つ ・冴蔵が日本酒BARのバーテンダーになるまでのあれこれ ・学生気分が抜けない営業社員 ・亡き祖母のナッツ豆板醤炒めを懐かしがる祖父 ・冴蔵と楓の決意 接客の基本として「まずお客さんを好きになる」というのは存外難しい事だと思う 人間誰しも好き嫌いはあるわけで、いくら商売とはいえなかなか割り切れるものではないのではなかろうか? ま、そこを敢えて相手のことを想い真剣に考えるという事ができるから客商売として成功するんでしょうけどね 採用面接で圧迫面接するような会社って 自分たちはその正解の答えをちゃんと持っているのかね? 圧迫面接に限らず、自分たちも答えがない問いを外部の人間に課して、その答えを評価するってむしろ難しいと思うんだが? 日本酒も寝かせると熟成されて美味しくなるというのは知っている ただ、「もやしもん」でも説明されてたけど、税制の関係でやるメリットが少ないんだよね 熟成された日本酒、飲んでみたいなぁ あと、古酒を自分のところで寝かせるというアイデアはいいと思う ま、寝かせるのに適した環境を全ての人が持っているわけではないけどね 同じ年代ものの酒でも、過去の酒とするのか、未来の酒とするのかという解釈の違いは好き 結局のところ、冴蔵も楓さんも逃げてたってことだよね 楓さんも青葉さんの死というものを認めずにいたというわけで 何にしてもお二人共新たな一歩を踏み出せたようでよかった 物語的に、冴蔵は実家に戻るのも違うし、それを放ったらかしでここに居着くのも違うし と思って読んでいたけど 決着の付け方に納得 続編があるようなので購入した 続きを読むのが楽しみ 章の終わりに、登場した日本酒と料理の説明がある おつまみのレシピはクックパッドに赤橋楓の名前で投稿されてあるとのこと なんか、現代的な仕掛けですなぁ
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