トリックスターズC(PART2) メディアワークス文庫

久住四季(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2016/03/25
• JAN: 9784048656689

商品レビュー

2024/09/23

物語の終盤に向かって収束していくところは、続編を期待させて物語の広がりを感じて楽しみだった。今回はPart1、2と別れていたが、群集劇になっていることもあってか、なぜこうなったのかがごちゃついてしまってわかりにくかった。物語を進めるための仕掛けというかんじがしてしまい、なぜそれをしたの？っていう説得力が少々薄味なかんじ。シリーズの全体としては1作目からだんだんと知りつぼみになってしまった印象でした。

2021/04/04

この巻を持って第一部が完結といったところ。今回も新たに群像劇的な語り口が導入され、物語に素直に引き込まれる。視点が切り替わりながら語られる多重解決が面白かった。続編が待ち遠しい。

2018/04/12

【あらすじ】
『魔術師からの挑戦状』が投じた一石は、次々に複雑怪奇な謎へと波及していく。いよいよ物語は佳境へ!魔術師が“名探偵”でないのが、魔術師たるゆえん。事件すらも解体・構築してしまう手腕に酔い、鮮やかに騙されることに喝采間違いなし!真相に到達したとき、魔術師の“最後”の物語が始まる。トリックスターズシリーズ、堂々の完結。魔術師の青年教授と助手のぼくによる推理小説を象った魔術師の物語、待望の復刊第6弾。

【感想】