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歴史を哲学する 7日間の集中講義 岩波現代文庫 学術342
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2016/02/01 |
| JAN | 9784006003425 |
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歴史を哲学する
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
「歴史の物語論」の入門書として、同じ著者の『物語の哲学』や、アーサー・C・ダントの『物語としての歴史』よりも先に読むべきであろう。 「補講」における遅塚忠躬『史学概論』の批判に対する応答は、史学と哲学における概念の取り扱い方の差異を浮き彫りにしている。「事実」という概念の考究に関...
「歴史の物語論」の入門書として、同じ著者の『物語の哲学』や、アーサー・C・ダントの『物語としての歴史』よりも先に読むべきであろう。 「補講」における遅塚忠躬『史学概論』の批判に対する応答は、史学と哲学における概念の取り扱い方の差異を浮き彫りにしている。「事実」という概念の考究に関しては、遅塚氏よりも野家氏の方がより根源的なものであるように思える。 問題点を挙げるならば、「皇国史観」という、見直しの必要性が主張されるようなカテゴリーを用いていることであろう(若井敏明『平泉澄』,田中卓『平泉史学と皇国史観』参照)。
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「歴史は過ぎ去った過去の出来事の記述である以上、その出来事を直接に知覚することはできず、言葉による『語り(narrative)』を媒介にせざるをえない」(p.183) これがどういうことなのかを、かなり丁寧に解説してくれます。 ただ、解説が平易でも、色々な学説を広く引っぱってき...
「歴史は過ぎ去った過去の出来事の記述である以上、その出来事を直接に知覚することはできず、言葉による『語り(narrative)』を媒介にせざるをえない」(p.183) これがどういうことなのかを、かなり丁寧に解説してくれます。 ただ、解説が平易でも、色々な学説を広く引っぱってきているので、読者への要求水準は高めかもしれません。 著者が分析哲学(科学哲学)の人だから科学哲学だけ押さえておけばいいというわけではなくて、解釈学、現象学、心理学…も知っている必要があります。 ただ、同じことについて別の視点から語っていることが多く(それこそ複数の射映を提示して志向的統一に至るということを読者に体験させようとしているようにも思われます)、一部が分からなくても要旨は分かるような本になっています。 真理の対応説があまりに素朴であるが故に、整合説に立って論を展開する本書はどうしても直感に反するようなところがあるのですが、複数の射映によって分からせてくれようとするのはありがたいです。
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最近本を通読できない自分が何としても読了したいと思って頑張った1冊。薄くて講義形式なのでなんとか行けるかと思ったけれど、やはり歴史学や哲学、言語学に対する基礎知識がないので、専門用語が出てくるたびに意味を調べたり(しかもその時は理解したつもりになってもすぐ忘れて、あとになって出て...
最近本を通読できない自分が何としても読了したいと思って頑張った1冊。薄くて講義形式なのでなんとか行けるかと思ったけれど、やはり歴史学や哲学、言語学に対する基礎知識がないので、専門用語が出てくるたびに意味を調べたり(しかもその時は理解したつもりになってもすぐ忘れて、あとになって出てくると再度調べなおしたり(汗))、感覚的にするっと読み進められる部分とそうでない部分とで濃淡はあったけれど、最後はだんだんと慣れてきて読めたかなという感じ。 絶対的な客観的実存としての歴史は存在しない、という著者の歴史に対する基本的なスタンスは若いころに思いを巡らせた時間とか宇宙とかに対する認識・実在をめぐる問題(といっても当時哲学的に思考を深めたわけではないけれど)と通底するものがあったなーと思いだしながら読んで、それなりに納得するものはあったけれど、なんというか、哲学とか学術の世界における議論って、言葉をこういう使い方でしか言い表せないのか?と思うことはある。まあ、難解な言葉を使うのが学術であり哲学なんだけどね。 でも、知性を鍛えるためにもこういう本を読み続けなければね。
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