魔法科高校の劣等生(19) 師族会議編 下 電撃文庫

佐島勤(著者), 石田可奈

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2016/03/10
• JAN: 9784048658096

商品レビュー

2025/10/20

手間取った理由とは。
どうやって相手が死体を操っているのか分からない状況で、一人近づき過ぎるのは危険なうえ最悪な決断だったろう。
目の前でことが起きてしまったからこそ、手を伸ばそうとしたが止められたのは悔しかっただろうな。

「一条将輝転校日記」
あの人と同じクラス。
事件を追うために来ているというのに、それよりも頭の中が色恋沙汰でいっぱいだからこそ動きが鈍ったのだろうな。
二人きりになる機会はあったのだから、断られることを前提としていても想いを告げるべきだったろ。

2020/03/24

師族会議編最終巻。
メインストーリーとしては、達也の活躍で十師族チームがグジーを追い詰めるも、軍、四葉のスポンサー、警察などの様々な思惑が絡み合い、最終的にはUSNAがうまいこと目的を達成する形でグジーを殺害して終わり、ということになりました。
わかってはいましたがやっぱり、千葉兄、残念でしたね。エリカと達也の決着のつけ方が入ったのと、藤林さん短編があったのが何となく救いかな。
後は、作者あとがきにもありましたが、これまでの敵のボスキャラが退場する形になって、今後は十師族内の対立やら、ほかの外国勢力との闘いに向けての伏線貼りが所々にあったという感じでした。

2017/08/05

ずっと敵だった顧傑があっさりですが死んで、次巻から新たな敵が登場とのこと。楽しみです。

「バカ兄貴は、手強かった？」というエリカの質問がなんかよかったなあ。