商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2016/02/01 |
| JAN | 9784105901240 |
- 書籍
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陽気なお葬式
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陽気なお葬式
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商品レビュー
3.9
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作品紹介・あらすじ 自分の葬儀が、絶望と悲しみに染まることのないように。そして、愛で満たされるように――。舞台は1991年夏、猛暑のニューヨーク。亡命ロシア人で画家のアーリクの病床に集まる五人の女たち、友人たち。ウォッカを飲み祖国のクーデターの様子をテレビで観ながら決して平坦で...
作品紹介・あらすじ 自分の葬儀が、絶望と悲しみに染まることのないように。そして、愛で満たされるように――。舞台は1991年夏、猛暑のニューヨーク。亡命ロシア人で画家のアーリクの病床に集まる五人の女たち、友人たち。ウォッカを飲み祖国のクーデターの様子をテレビで観ながら決して平坦では なかった人生を追想する。そして、皆に渡されたアーリクの最期の贈り物が、生きることに疲れた皆の虚無感を埋めていく……。不思議な祝祭感と幸福感に包まれる中篇小説。 ***** 死の床にある亡命ロシア人アーリクと、彼を取り巻く人々(妻、元妻、愛人、友人などなど)とのやり取りや、各登場人物のエピソードからなる物語。登場人物紹介の項で16人(楽団含む)が紹介されており、ちょっと人数が多いなと心配になりながら読み進めたのだけれど、それぞれにきちんと人物像が描かれており、混乱することはなかった。 混乱する、といえば宗教的な背景(ロシア正教、正統派ユダヤ教徒など)が出て来る辺りは、僕に知識が殆どないので少し戸惑うこともあったが、読み進める支障にはならなかったし、ソ連の8月クーデターに関してもそれなりの知識があればもっと面白く読めるのだろうな、程度だった。ちなみに1991年8月のソ連クーデターは失敗に終わり、それを契機として同年12月にソ連は崩壊した。 主人公のアーリクという人物、一体どこが魅力なのか分からないままに読み進めるのだけれど、いつの間にか彼に惹かれ、彼が亡くなった時には少しホロリとさせられる。物語としても凄い事件が起こるわけでもなく、どちらかと言えば淡々と進み、その間に各登場人物のエピソードや、アーリクとの繋がりの紹介が挟まれる。クライマックスはやはりアーリクが亡くなった後、彼が残された人々に贈ったプレゼントになるのだろうけれど、これも必要以上にお涙頂戴的でもなく、むしろ清々しい気持ちにすらさせてくれる。何よりも登場人物の中に、嫌な奴が一人もいない(悪徳画廊は別として)。 強烈な印象を残す作品ではないが、心のどこか片隅にいつまでもささやかに佇んでくれているような作品だった。
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あるロシアからの亡命画家の末期の床と、それを囲む人々。様々な人生と様々なコミュニティ、時に破天荒だがそれ自体が愛おしい人生が描かれていた。
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『三日前には(アーリクは)生きていて、それから死んで、今はどちらでもない不思議な存在になっていて』 これってあの人のこと、、、 カセットデッキにテープを入れるとアーリクの声が聞こえてきた時、一緒に生活していた人々のこころにあの人は生き返った。
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