- 新品
- 書籍
- 書籍
指紋と近代 移動する身体の管理と統治の技法
4,070円
獲得ポイント37P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784622079675 |
- 書籍
- 書籍
指紋と近代
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
指紋と近代
¥4,070
在庫なし
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
警察の鑑識捜査といえば指紋が一番に浮かぶし、小説でもテレビドラマでも指紋採取のシーンは頻出していた。今でも指紋が重要な科学的な証拠ではあるけれど、DNA鑑定やら顔認証やら様々な生体認証が行われていて、いつしか指紋の影が薄くなった。改めてその歴史を知ると、イギリスの植民地インドでの...
警察の鑑識捜査といえば指紋が一番に浮かぶし、小説でもテレビドラマでも指紋採取のシーンは頻出していた。今でも指紋が重要な科学的な証拠ではあるけれど、DNA鑑定やら顔認証やら様々な生体認証が行われていて、いつしか指紋の影が薄くなった。改めてその歴史を知ると、イギリスの植民地インドでの部族管理に始まり、日本の満州での身勝手な中国人労働者管理、さらには国民指紋法や外国人登録法などの統治問題が見えてくる。いくら指紋を採取しても、コンピューターが普及していない時代に、それを管理・照合することの困難さも知る。現代は個人情報への意識が高まっているけど、街じゅう監視カメラだし、GoogleアカウントやらiCloudやらを使いまくってんだからね。
Posted by