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ピカソ 二十世紀美術断想
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ピカソ 二十世紀美術断想

粟津則雄(著者)

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ピカソ 二十世紀美術断想

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 生活の友社
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784915919992

ピカソ

¥2,200

商品レビュー

3

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2018/12/02

先日の「暗幕のゲルニカ」を読み終えたタイミングで、たまたま書評を見かけて興味を持った本。 著者は文芸と美術の評論家。評論については、さらっと読んだだけでは、深く理解できないものの、ピカソが類い希な才能の持ち主で、年老いてまで芸術の世界で自身を表現し続けた、ということはよくわかる...

先日の「暗幕のゲルニカ」を読み終えたタイミングで、たまたま書評を見かけて興味を持った本。 著者は文芸と美術の評論家。評論については、さらっと読んだだけでは、深く理解できないものの、ピカソが類い希な才能の持ち主で、年老いてまで芸術の世界で自身を表現し続けた、ということはよくわかる。 軸となる表現方法を極めていくタイプではなく、種々のスタイルを、そのモチーフや目的に応じて使うことができたらしい。

Posted by ブクログ

2016/06/22

ピカソ愛にみちた画家の生涯の作品の変遷の紹介エッセー。 通常はピカソとその妻愛人たちを軸にスタイルの変遷を扱っていくことがこれまで読んだ本では多かったが、そこは最小限に、時代ごとのモチーフとスタイルを確立していった時代背景(友人の死、戦争)を叙述していく。時代に即したスタイル、青...

ピカソ愛にみちた画家の生涯の作品の変遷の紹介エッセー。 通常はピカソとその妻愛人たちを軸にスタイルの変遷を扱っていくことがこれまで読んだ本では多かったが、そこは最小限に、時代ごとのモチーフとスタイルを確立していった時代背景(友人の死、戦争)を叙述していく。時代に即したスタイル、青、キュビズムなどがあるがその背景には対象となるモデル、先達の画家との深い関わり合いがあってそれとピカソのあふれんばかりの欲情がぶつかってスタイルを飲み込んでいって(著者の思う)圧倒的で超越的なスタイルが確立されたとしている。

Posted by ブクログ

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