商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
まず、筆者がピカソが本当に好きなんだなというのがよくわかる本であった笑 本書においては、ピカソの作品の良い点、描かれた背景を詳しく述べているが、それでもやはりまだ何が良いのかという疑問は少し残る。それでも、ピカソが目で見たことをただ描くのではなく、そこの状況や感情などを込めて...
まず、筆者がピカソが本当に好きなんだなというのがよくわかる本であった笑 本書においては、ピカソの作品の良い点、描かれた背景を詳しく述べているが、それでもやはりまだ何が良いのかという疑問は少し残る。それでも、ピカソが目で見たことをただ描くのではなく、そこの状況や感情などを込めて絵に起こしたのだろうなということ、それを伝えたい熱い思いが伝わってきた。 幼少期から絵が上手く、それを死の間際まで高めていたピカソの凄さははかりしれないものがあり、またピカソは私生活が思っていたよりはるかに充実しており、長生きだったことを知らなかったのでその点には驚かされた。画家は短命というイメージがあったので。。。 早く本物の作品を観たいという想いが大変強くなった。どこに行くのが良いのか調べてみようと思う。
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先日の「暗幕のゲルニカ」を読み終えたタイミングで、たまたま書評を見かけて興味を持った本。 著者は文芸と美術の評論家。評論については、さらっと読んだだけでは、深く理解できないものの、ピカソが類い希な才能の持ち主で、年老いてまで芸術の世界で自身を表現し続けた、ということはよくわかる...
先日の「暗幕のゲルニカ」を読み終えたタイミングで、たまたま書評を見かけて興味を持った本。 著者は文芸と美術の評論家。評論については、さらっと読んだだけでは、深く理解できないものの、ピカソが類い希な才能の持ち主で、年老いてまで芸術の世界で自身を表現し続けた、ということはよくわかる。 軸となる表現方法を極めていくタイプではなく、種々のスタイルを、そのモチーフや目的に応じて使うことができたらしい。
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ピカソ愛にみちた画家の生涯の作品の変遷の紹介エッセー。 通常はピカソとその妻愛人たちを軸にスタイルの変遷を扱っていくことがこれまで読んだ本では多かったが、そこは最小限に、時代ごとのモチーフとスタイルを確立していった時代背景(友人の死、戦争)を叙述していく。時代に即したスタイル、青...
ピカソ愛にみちた画家の生涯の作品の変遷の紹介エッセー。 通常はピカソとその妻愛人たちを軸にスタイルの変遷を扱っていくことがこれまで読んだ本では多かったが、そこは最小限に、時代ごとのモチーフとスタイルを確立していった時代背景(友人の死、戦争)を叙述していく。時代に即したスタイル、青、キュビズムなどがあるがその背景には対象となるモデル、先達の画家との深い関わり合いがあってそれとピカソのあふれんばかりの欲情がぶつかってスタイルを飲み込んでいって(著者の思う)圧倒的で超越的なスタイルが確立されたとしている。
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