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Y.M.G.A. 暴動有資格者
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784022513434 |
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Y.M.G.A. 暴動有資格者
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
近未来の日本が舞台のディストピア小説。 こういうの、好きなんですが、これはダメでした。 格差がとんでもないことになっている日本では、超高層マンションに住み贅沢三昧の人たちがいると思えば、日本国民としての一切の権利を持たない地下住民もいます。 それは、いいのです。 でも、中間層の...
近未来の日本が舞台のディストピア小説。 こういうの、好きなんですが、これはダメでした。 格差がとんでもないことになっている日本では、超高層マンションに住み贅沢三昧の人たちがいると思えば、日本国民としての一切の権利を持たない地下住民もいます。 それは、いいのです。 でも、中間層の人たちは何をやっているの? 少子化で、それでなくても不足している労働力を支えているのは、地下住民の人たち。 しかしそれは、決して公に認められるものではなかった。 地上の生活者を支えるために、低賃金で働く地下住民もいれば、窃盗団で必要なものを手に入れる者もいる。 一応超セレブな人たちの成り立ちは書かれているけれど、どうも説得力がない。 今の日本は職人と言われる人たちの技能よりも、誰でもそれなりな物が作れる技術の方を重用する。 それに対するアンチテーゼなのはわかる。 でも、それがセレブに繋がるのか? 主人公紀夫たちが最終的に戦う相手・PRNは、善なのか、悪なのか。 そこが捻じれているところが面白いと言えば面白いんだけど、書き込みが足りない。 格差をテーマにしているのに、経済が全く書かれていない。 こんな捻じれた日本の様子を、世界はどう見ているのか、という描写もない。 ”「みんな、生きてるだけやのにな。働いて、おまんま食べて、屁ぇこいて寝て、起きて、また働いて。運に恵まれたらええ人に出逢て子供授かって、アホ言うて笑て泣いて。ただそれだけでええのにな。なんでこんなにしんどいんやろか」” そういうことを書けばいいのに、話を大きくしてしまったから、スッカスカになってしまった。 うーん、残念。
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2018/10/20 これはよくわからない。 私この系統苦手なんだよ。 設定を理解しようとしてるうちに意識が流れるのかもな。 泥棒だったり殺人だったり、悪いことをする主人公はその動機に納得しないと同調できない。 これはちょっとできなかった。
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今よりもさらに貧富格差の進んだ近未来の日本を舞台にした青春ミステリー。ありがちなストーリーと意外でも何でもない意外な結末はちょっといただけませんでした。
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