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日本にとって沖縄とは何か 岩波新書1585
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日本にとって沖縄とは何か 岩波新書1585

新崎盛暉(著者)

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日本にとって沖縄とは何か 岩波新書1585

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2016/01/22
JAN 9784004315858

日本にとって沖縄とは何か

¥858

商品レビュー

2.8

6件のお客様レビュー

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2023/02/05

書き方がクドいなと感じる。 とは言うものの、分かりやすくまとめられてはいる。 YouTubeなどで沖縄のことをざっと勉強してから読む方が効果的。

Posted by ブクログ

2021/12/07

借りたもの。 沖縄の米軍基地反対の大衆運動を時系列でまとめた一冊。 米軍基地反対姿勢の著者の思考一色で、公平さに欠ける。 タイトルの「日本にとって沖縄とは何か」の答えが、どうやら「米軍基地負担の捨て石になっている」と言いたいらしい。 矢部宏治『知ってはいけない』( https:/...

借りたもの。 沖縄の米軍基地反対の大衆運動を時系列でまとめた一冊。 米軍基地反対姿勢の著者の思考一色で、公平さに欠ける。 タイトルの「日本にとって沖縄とは何か」の答えが、どうやら「米軍基地負担の捨て石になっている」と言いたいらしい。 矢部宏治『知ってはいけない』( https://booklog.jp/item/1/4062884399 )の沖縄地域限定版? その割には、沖縄の人たちの「本音」が見えない…というか、戦後75年以上たって、その意味も色々と移ろっているためだろう。 沖縄だけ日本でなかった時。 日本になっても米軍基地が残った時。 本州と違って高度経済成長の恩恵を得られなかった時。 米兵による婦女暴行事件…… 虐げられている、それらはすべて『米軍と日本政府のせい』と…他人のせいらしい。(先の戦争で日本軍は沖縄を見捨てたのだろうか?軍を派遣し、玉砕した…市民を守れなかった、という面もある) 95年の米兵による少女暴行事件によって「沖縄は戦時中から日本政府・アメリカ軍によって虐げられている」という怒りが沖縄全島に広がった。 そして2000年代からの流れ…… 米兵による犯罪検挙統計表(p.88)が掲載されているが、真ん中が95年まで累計で、番下の総計が72年からの総計だった。明らかに95年以降、米兵の犯罪検挙が減っているが、それは米軍側のコンプライアンス上昇もあるのではないか?それについて言及はされていない。 米軍側も努力していると思うのだ…… そういえばこの本、沖縄で起こった時系列はよくまとまっているけれども、米軍の軍事戦略についてや、日本の国防については一切触れていない。 佐藤正久『高校生にも読んでほしい安全保障の授業』( https://booklog.jp/item/1/4847093690 )にも指摘されているが、現代でもし戦争が起こるならば、それは一対一の国同士で戦うことはないこと、複数国家が相互にけん制しあっていることが“安全保障”であることを加味してもいない。 最も、この本が出版されたのは2016年。 現在、中国の不穏な動きに神経を尖らせざるを得ない2021年。 秋元千明『戦略の地政学』( https://booklog.jp/item/1/4863101864 )感想にも書いたが、2020年、中国が海警法の改正草案を公開。中国の管轄する(勝手にそう言っている)海域で違法に活動し、停船命令に従わない場合は武器を使えると明記した点を鑑みても、目と鼻の先である沖縄に、どうしても基地が必要になる。 ずっと疑問に思っていることがある。沖縄の人たちが「戦争に負け、虐げられた」というならば「敗北する惨めさ」を良く知っている地域のはず。ならばそれに「対抗するにはどうするか」を考えるものではないのか? 報道でも沖縄の人たちが「米軍の代わりに自衛隊を」と言っているとは聞かない。

Posted by ブクログ

2018/10/15

第1章 平和国家日本と軍事要塞沖縄(三位一体の占領政策―象徴天皇制・非武装国家日本・沖縄の米軍支配;サンフランシスコ体制の成立―「目下の同盟国」日本と「太平洋の要石」沖縄;「島ぐるみ闘争」の時代―それは砂川闘争の時代でもあった) 第2章 六〇年安保から沖縄返還へ(六〇年安保改定と...

第1章 平和国家日本と軍事要塞沖縄(三位一体の占領政策―象徴天皇制・非武装国家日本・沖縄の米軍支配;サンフランシスコ体制の成立―「目下の同盟国」日本と「太平洋の要石」沖縄;「島ぐるみ闘争」の時代―それは砂川闘争の時代でもあった) 第2章 六〇年安保から沖縄返還へ(六〇年安保改定と沖縄―構造的沖縄差別の定着;復帰・返還運動から沖縄闘争へ;沖縄返還とは何であったか) 第3章 一九九五年の民衆決起(沖縄返還後の変化と住民・市民運動;一九九五年の民衆決起;普天間、そして辺野古をめぐる動向) 第4章 「オール沖縄」の形成(教科書検定問題の意味するもの;政権交代・オスプレイ配備・埋立承認;尖閣問題への視点―先島諸島の状況) 第5章 沖縄、そして日本は何処へ(二〇一四年の高揚;扇長県政と安倍政権の対峙;日本にとって沖縄とは) 著者:新崎盛暉(1936-、東京、日本史学者)

Posted by ブクログ

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