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日本人の原点がわかる「国体」の授業 PHP文庫
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日本人の原点がわかる「国体」の授業 PHP文庫

竹田恒泰(著者)

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日本人の原点がわかる「国体」の授業 PHP文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784569764207

日本人の原点がわかる「国体」の授業

¥660

商品レビュー

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2025/02/11

リベラルは「自由」「平等」「権利」と言った言葉の意味を知るだけで立てる立場だけど,保守はそれ以上の背景知識を持っていないと立てない。自分も若い頃,どうして皇族の人だって同じ人間なのに敬語が用いられているのか腑に落ちない何かを感じていたが,それは「権利」とか「平等」という概念レベル...

リベラルは「自由」「平等」「権利」と言った言葉の意味を知るだけで立てる立場だけど,保守はそれ以上の背景知識を持っていないと立てない。自分も若い頃,どうして皇族の人だって同じ人間なのに敬語が用いられているのか腑に落ちない何かを感じていたが,それは「権利」とか「平等」という概念レベルに留まっていたからだろう。 分かりやすいのはリベラルの方だが,分かりやすさには「罠」があるのが常。雰囲気に流されやすいから,若かりし頃の自分含め,政治への思慮深さがない人が陥りやすい。 *****  皇族男子には皇位継承順位が与えられますが,皇族女子にはそれとはまた別のお役割[神宮祭主など]があるのです。  このように,男女による役割分担の話をすると,男女平等や女性の権利を理由に女性天皇の正当性を主張する人がいます。皆さんの世代で女性天皇を容認するとしたら,この理由を挙げる人が多いかもしれません。ところが皇族には,そもそも民間人に保障されている人権はほとんどありません。皇族には選挙権も被選挙権もありません。旅行の自由もなければ,住居移転の自由,職業選択の自由,宗教の自由もありません。学問の自由,表現の自由,結婚の自由なども著しく制限されています。人権のほとんどない世界に,女性の権利といった別の人権を持ち込むことに,一体どれほどの意味があるのでしょうか。  歌舞伎や相撲は女人禁制の世界です。歌舞伎は男が女を舞う様式文化として認識されていますから,もし女性が歌舞伎を演じたら,それは歌舞伎ではなくなってしまいます。宝塚の舞台に男が立ったら,それはもう宝塚ではなくなるのと同じことです。舞台に男が出てきたら「金返せ!」ということになるでしょう。相撲にしても元々神事ですから,宗教的な理由から女性が土俵に立ち入ることが禁じられているのです。  二千年に及ぶ男系継承の伝統に対して「女性の権利」などを主張しても,何の意味もありません。また,結論だけ先に言っておきますが,男系継承の原理は女性蔑視には当たりません。  そもそも天皇になるのは「義務」であって「権利」ではないのです。「女性だから天皇になれないのはかわいそう」と言う人がいますが,それは天皇が何かの利権であるかのような言いぐさですね。天皇に即位すると甘い汁が吸えるとでも思っているのでしょうか。天皇について何も知らない人の言うことです。皇族に人権がないことは述べましたが,天皇は皇族よりもさらに自由が制限されます。天皇に即位するということは,出家するようなものです。  天皇は,その星に生まれた者が宿命を背負って,粛々とその位に就くものですから,「なれないのはかわいそう」というものではありません。(pp.38-40)  男系と女系を対比すると,皆さんは女系天皇を拒否することは女性を排除することであるという印象を持つかもしれません。ところが,事実はまったく逆なのです。男系とは女性を受け入れ,むしろ男性を排除するものです。歴史がそれを証明しています。藤原氏が皇后を出すようになってから千六百年間,皇室は民間の女性を受け入れてきましたが,民間出身の男性を皇室に入れたことは一度もないからです。  歴史を一貫して天皇が継承しているのは「家」ではありません。「血統」なのです。後継者がいないからといって民間から婿を取れば,それは皇統が途絶えることを意味するのです。男系継承を崩すことは国体を守るために絶対に許されないことです。(p.42)  「和」が大切だというのは,「和」こそが最も人々を幸せにする考えだからです。すべての国民が自分の私事は措いて行動する。政治家は自分の身命を惜しまず,国民のことを考える。国が栄えたあとに国民の幸せがあるのではありません。国民をいかに幸せにするか,それが第一なのです。国民が富めば必ず国が栄えます。したがって「和の国」というのは,一人ひとりの個性が尊重され,自分らしく暮らせる国のことです。しかも全体としては統率が取れている。(p.58)  [古事記や日本書紀に書かれている仁徳天皇の御世]そのとき仁徳天皇は,次のようなことを皇后におっしゃいました。   「それ天の君として立つには,百姓[おほみたから]のため」  天が君主を立てたのは百姓,民のためであり,民が植えればそれは天皇の責任であるということです。天皇自らが「国民の幸せのために天皇がある」「国民が不幸になれば,それは天皇の責任だ」と明言なさったのです。(pp.59-60)

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2024/01/07

著者のことはよく知らないが、頭のよさは感じた。よく勉強されているし、他国との比較がわかりやすい。 天皇に職業選択の自由がないとは、以前から感じていた。生まれながらにして、基本的人権が尊重されないのである。 現代では天皇不要論をとなえる人も多いと思うが、日本の歴史を考慮すること...

著者のことはよく知らないが、頭のよさは感じた。よく勉強されているし、他国との比較がわかりやすい。 天皇に職業選択の自由がないとは、以前から感じていた。生まれながらにして、基本的人権が尊重されないのである。 現代では天皇不要論をとなえる人も多いと思うが、日本の歴史を考慮することが必要だ。「古事記」は、単なる神話ではないのだ。 右とか左とか政治的立場に関わらず、日本人なら知識として最低限知っておくべき知識について書かれた本。

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2021/10/04

内容はとてもよかった。憲法からその国の人々が思い描く幸せのかたちを読み取ることができるというのは勉強になりました。 日本国にとって1番大切な存在が天皇陛下であるということがはっきりと分かった。和こそが日本の建国精神。 一人一人が自由に振る舞っても統率が取れる国、日本。それこそが和...

内容はとてもよかった。憲法からその国の人々が思い描く幸せのかたちを読み取ることができるというのは勉強になりました。 日本国にとって1番大切な存在が天皇陛下であるということがはっきりと分かった。和こそが日本の建国精神。 一人一人が自由に振る舞っても統率が取れる国、日本。それこそが和の精神 仁徳天皇の民の竈の話は感動しました。 明治天皇のエピソードや仁徳天皇のエピソードを歴史で習っていたらもっと違った日本の見方ができたし、自分の保身だけを考えている政治家にはそういうところを学んで、国民のために何ができるかを考えてほしい。 また、日本人として生まれてよかったと本当に思った。日本人という誇りを胸に生きていきたいと思いました。

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