商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2016/01/27 |
JAN | 9784198640866 |
- 書籍
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電球交換士の憂鬱
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電球交換士の憂鬱
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商品レビュー
3.8
24件のお客様レビュー
電球交換士のトビラさん、本名・十文字扉さんが主人公のお話です。吉田篤弘さんの小説によくあるタイプの街・「ミナト町」、ここも大好きになりました。電球、懐かしい白熱灯のような町、バー〈ボヌール〉を始めとするお店、常連さんたち…。寂れてしまいそうでありながら、LEDに取り換えられていく...
電球交換士のトビラさん、本名・十文字扉さんが主人公のお話です。吉田篤弘さんの小説によくあるタイプの街・「ミナト町」、ここも大好きになりました。電球、懐かしい白熱灯のような町、バー〈ボヌール〉を始めとするお店、常連さんたち…。寂れてしまいそうでありながら、LEDに取り換えられていくように新しく変貌していくことを悲観的に語っていないのが、私には心地よく感じられました。扉さんが遭遇する少しハードボイルドで結構驚きの事件には笑った! 手作りたまごサンド、〈青空軒〉のカレーライス、〈檜垣〉の破れ饅頭、アスカさんが燻したベーコン、美味しそうなものもこんなに登場しています。
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"電球を交換するという行為が、彼らのーもしくは彼女たちのーどこか奥深く隠されてあったものに触れてしまうのかもしれない。" "これから電球だけじゃないいろんなものを交換することになる" 普段何気なく見ているものの小さな声が聞こえてくるよう...
"電球を交換するという行為が、彼らのーもしくは彼女たちのーどこか奥深く隠されてあったものに触れてしまうのかもしれない。" "これから電球だけじゃないいろんなものを交換することになる" 普段何気なく見ているものの小さな声が聞こえてくるような、今まで気にしていなかったようなものが突然存在感をあらわしてきたような、なんかそんな気持ち ぼやけていた世界がくっきりはっきり見えた時、また始められる 私もこれからいろんなものを交換していく
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主人公の一人称が珍しく「俺」だからか、少しハードボイルドな印象。 主人公は自称不死身の電球交換士。その名の通り電球を交換するのが仕事。
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