商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リイド社 |
発売年月日 | 2016/01/29 |
JAN | 9784845844210 |
- コミック
- リイド社
ニュクスの角灯(1)
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ニュクスの角灯(1)
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商品レビュー
4.2
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明治の世。 この時代って本当に面白い。 引っ込み思案でエスパーな美世が、世界の発明品や物品を通して叡智に触れる。 Singerミシン、私も買った。 本当に素敵な発明品だと思う。 最近リイド社さんのコミックスに良く惹かれる。 借り物だけどツボ! さすがよくわかってる! 『蝶のみちゆき』からも繋がる人生の悲哀もあり、几帳さんのその後も垣間見えて切ない。
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舞台は明治初期の長崎。 両親を亡くして親戚の家に住む美世は ふとした出会いから西洋雑貨を扱う モモという店主のところで働くことに。 物品の未来や過去がわかる 神通力があるほかには なんの取り柄もないと思っていたが 実は物覚えの良い少女で たちどころに仲間に可愛がられる。 美世も彼...
舞台は明治初期の長崎。 両親を亡くして親戚の家に住む美世は ふとした出会いから西洋雑貨を扱う モモという店主のところで働くことに。 物品の未来や過去がわかる 神通力があるほかには なんの取り柄もないと思っていたが 実は物覚えの良い少女で たちどころに仲間に可愛がられる。 美世も彼らと付き合ううち 自分に自信を持てるようになり…。 ああ、もっと骨董のこととかに 比重があるのかと思ってたら 人間模様のほうがおもしろい! モモと養父の岩爺もだけど 最後に登場した実在の女実業家 大浦慶さんが気になるな。
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1年ほど前にデュラス原作の「愛人ーラマンー」の漫画化を読んだあと、気になっていた人。 もしかしたら、 「こころの時代「光に向かって」(2021年9月5日、NHK-Eテレ)」 を見たかもしれないし、似た内容のウェブ記事を読んだのかもしれないが、ずっと興味を持っていた。 で、代表作を...
1年ほど前にデュラス原作の「愛人ーラマンー」の漫画化を読んだあと、気になっていた人。 もしかしたら、 「こころの時代「光に向かって」(2021年9月5日、NHK-Eテレ)」 を見たかもしれないし、似た内容のウェブ記事を読んだのかもしれないが、ずっと興味を持っていた。 で、代表作を読むことにした。 これはいいものだ。 一コマごとに人の顔がいい。 アートと娯楽が高水準で結び合っている。 個人的にはルイス・キャロル「不思議の国のアリス」の初版本1865が登場しただけで、100点越え。 しかも枠物語として、1944年熊本の空襲の最中におばあちゃんが語ってくれた、1878年長崎、という設定。 これは凄いぞ。 人に留まらず「物」にフォーカスする、しかも19世紀の……これはあの世の稲垣足穂や澁澤龍彦に教えてあげたい。 2巻以降読むのが楽しみ。
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