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中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す(下) 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
942円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2016/01/01 |
JAN | 9784576160382 |
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中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す(下)
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中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す(下)
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商品レビュー
2.8
6件のお客様レビュー
近未来の米中戦争を描いた小説。 半導体、サイバー、宇宙での攻勢をかける中露に対して、アメリカはウォルマート、予備役?艦艇・航空機、宇宙海賊気取りの大富豪などで対抗する。
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占領下のハワイではレジスタンスによる破壊工作が細々と続いていたが、なかなか有効な成果を上げることができずにいた。一方、太平洋の制海権を取り戻すべく、退役艦による艦隊を結成しハワイの奪還の準備を整えてつつあった。中でもズムウォルトは、実験艦としてレールガンを有しており、砲撃に必要な...
占領下のハワイではレジスタンスによる破壊工作が細々と続いていたが、なかなか有効な成果を上げることができずにいた。一方、太平洋の制海権を取り戻すべく、退役艦による艦隊を結成しハワイの奪還の準備を整えてつつあった。中でもズムウォルトは、実験艦としてレールガンを有しており、砲撃に必要な電源確保の課題はあるものの主力艦としての役割が期待されている。中露とアメリカの太平洋を巡る覇権争いの火蓋が切って落とされた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
下巻は残存海軍戦力を中心とした米軍の反攻が始まる。ゴーストフリートと言っていて確かに当時の時点で予備役にある艦が戦闘に出ていくのだが、主力になるのはアメリカ級搭載のF-35BやMV-22、主人公が搭乗するズムウォルト級駆逐艦、タイコンデロガ級巡洋艦など、戦力そのものとしてレガシーというわけではない。中国製のマイクロチップが使われていることが問題になっており、それらを排除するために、必然的に当時の最先端アセットではなく、中国製チップのないアセットを使う必要が出てくるということらしく、モスボールされていたF-15やF-16が活躍する場面もある。一方、双方で無人航空機の使用が勝利の鍵を握っている。肝心の海戦は後半の最後に近いところになるが、現代の海戦の様相をリアルに描いていると思った。全体に各人物の個人的な事情(特にジェイミー)の比重がやや重く感じ、せっかく海戦が主題になるのであれば序盤の空母撃沈の様子や政治的な駆け引きなどを描いてくれたらよかったと思う。巻末解説でトムクランシーになぞらえた記述もあるが、上述したようなことがあって、トムクランシーに近いとはあまり思わなかった。
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