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中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す(上) 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
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中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す(上) 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション

P.W.シンガー(著者), オーガスト・コール(著者), 伏見威蕃(訳者)

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中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す(上) 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション

942

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2016/01/21
JAN 9784576160375

中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す(上)

¥942

商品レビュー

2.8

5件のお客様レビュー

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2018/07/25

国防省系のシンクタンクに属するP・Wシンガーとオーガスト・コールが未来の危機として米中の戦争を描いた。実在する中国の宇宙ステーションやドローンを使った攻撃は、絵空事とは思えないない可能性があることを本書は示している。物語では、緒戦でオアフ島の太平洋艦隊を機雷+ダイバーという奇策で...

国防省系のシンクタンクに属するP・Wシンガーとオーガスト・コールが未来の危機として米中の戦争を描いた。実在する中国の宇宙ステーションやドローンを使った攻撃は、絵空事とは思えないない可能性があることを本書は示している。物語では、緒戦でオアフ島の太平洋艦隊を機雷+ダイバーという奇策で葬り、やや現実性的には疑問であるが中国製のチップに工作して米海軍最新鋭機がドローンの放つミサイルの餌食になるという皮肉ともいえる方法により無力化、時を同じくして入港した民間のLOLO船に潜んでいた陸戦部隊により、あっという間に占領されてしまう。東シナ海の要衝である沖縄駐留部隊も東から進撃してきたロシアの航空部隊により壊滅的な打撃を受け、日本も中露の圧力の前に在日米軍の撤退を言い出す始末。現実的に考えても西側陣営のコミュニケーションを司る衛星群をもし、破壊できたら中国、ロシアはかなり有利に立ち居振る舞う事ができるだろうし、本書の中で記載のあるチェレンコフ放射のトレースなとで原子力潜水艦など秘匿性の高い兵器が攻撃の対象になると報復を企図した抑止力が効かなくなりパワーバランスが崩壊する可能性がある。その意味で本書が指摘した脅威が現実にならないことを祈るばかりである。

Posted by ブクログ

2018/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サイバー戦の専門家でノンフィクションを書いてきた著者の手になる近未来米中戦争シミュレーション小説。同じ二見文庫から出ている「中国軍を阻止せよ!」とタイトルが似ているが、アメリカ以外の国が中国と戦争を始めたそちらとは異なり、本作はアメリカだけが中露の攻撃にさらされ、アメリカの同盟国やヨーロッパ諸国は一切戦争に関わらないという内容になっている。実際はハワイ侵攻などに踏み切ればいくら何でも国際社会が黙っていないと思うが、立ち向かうのがアメリカのみという最悪の状態を想定したかったものと思う。上巻はやられていく米軍の描写がメイン。それぞれのエピソードの時間が書いていないがどうも数ヶ月くらいのかなり長いスパンで話が進んでいるようである。舞台が2020年代後半とあって出てくるアイテムやシステムにも馴染みのないものが多く、SF要素が色濃くなっている。原子炉のチェレンコフ光を探知して潜航中の原潜すら撃沈できるというのは現実離れしていると思うが、衛星に対する攻撃で偵察や測量で障害が起きたり、中国製のチップを使用していた機器が不正な動作を起こしたりといったところは、ありえるかもしれないリスクとして興味深く読んだ。

Posted by ブクログ

2017/02/05

(上下巻共通) 中国がハイテクを駆使してアメリカと戦争になり、しかも、アメリカを圧倒するところから、いかに反撃するかという話。 タイトルが海戦ものを予感させるので、そちらを楽しみにしていましたが、海戦はちょっとだけ。 ゲリラのエピソードは良かったけれど、殺人鬼のエピソードまで入れ...

(上下巻共通) 中国がハイテクを駆使してアメリカと戦争になり、しかも、アメリカを圧倒するところから、いかに反撃するかという話。 タイトルが海戦ものを予感させるので、そちらを楽しみにしていましたが、海戦はちょっとだけ。 ゲリラのエピソードは良かったけれど、殺人鬼のエピソードまで入れるのはどうだったろう? ちょっと散らかりすぎた印象ですね。 そんなに分量のある話ではなかったのに、長く感じましたね。 タイトルがこうじゃなければ良かったのにと思いました。 ま、違うタイトルだったら買わなかったかもしれませんがね。(^^;

Posted by ブクログ

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