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一瞬の雲の切れ間に
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一瞬の雲の切れ間に

砂田麻美(著者)

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一瞬の雲の切れ間に

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784591147979

一瞬の雲の切れ間に

¥1,540

商品レビュー

3.6

31件のお客様レビュー

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2022/04/03

エンディングノートは映画館で観た。 この本も日常の生死感、すごく身近に死があることを書いてある。 交通事故で亡くなった男の子、母親、加害者、加害者の夫、その愛人、通り掛かりの男、皆の人生が一瞬で歪に歪み、未来が変わって行く様子がリアルだった。

Posted by ブクログ

2021/06/13

一瞬の雲の切れ間に 砂田麻美さん。 映画監督の砂田麻美さん。 言葉。表現。 とても良かった。 気持ちが伝わってくる。 登場人物が、 次々と主役となる、短編集。 おもしろかった。

Posted by ブクログ

2019/01/06

小学生の男の子が犠牲となった交通事故を巡る人間模様を描いた5編の連作。 小さな生命の「死」が、周囲の「生」に対して与える影響を描こうというのが著者の意図なのだろう。 そのあたりの意図は、事故に直接関わりを持たない人物が突如語り部として登場する最終話によく現れている。 が、個人...

小学生の男の子が犠牲となった交通事故を巡る人間模様を描いた5編の連作。 小さな生命の「死」が、周囲の「生」に対して与える影響を描こうというのが著者の意図なのだろう。 そのあたりの意図は、事故に直接関わりを持たない人物が突如語り部として登場する最終話によく現れている。 が、個人的には、「死」の部分についてはあんまり響くものがなくって、夫婦という明確な線引きの内外で、女と男が、時に傷つけあい癒しあう関係の機微を描く繊細さのほうに魅かれた。 特に第1話の不倫に流れ落ちていく女性の心理の細かな描写は印象深い。 著者自身が女性なだけに、その他も女性の心理描写には深みを感じるのだが、逆に男性の登場人物の造形にはなんとなく作為性を感じてしまうのである。

Posted by ブクログ

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