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アラスカ戦線 新版 ハヤカワ文庫NV
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アラスカ戦線 新版 ハヤカワ文庫NV

ハンス・オットー・マイスナー(著者), 松谷健二(訳者)

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アラスカ戦線 新版 ハヤカワ文庫NV

1,166

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/01/08
JAN 9784150413743

アラスカ戦線 新版

¥1,166

商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

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2024/05/11

★3.5 アラスカ山中で戦う日本とアメリカの男たちの過酷なサバイバル戦。作者はドイツ人。第二次世界大戦の時代なのは良いですが、何故、日本とアメリカの戦いにしたのでしょうね? フィクションです。なので、設定に微妙に妙に感じるところがあります。特に、日本人の設定。とはいえ、通り一...

★3.5 アラスカ山中で戦う日本とアメリカの男たちの過酷なサバイバル戦。作者はドイツ人。第二次世界大戦の時代なのは良いですが、何故、日本とアメリカの戦いにしたのでしょうね? フィクションです。なので、設定に微妙に妙に感じるところがあります。特に、日本人の設定。とはいえ、通り一遍のステレオタイプの描き方よりは、かなり勉強したようで、変ではあるが、まぁギリギリ許容範囲という感じです。 話としては、過酷なアラスカで、死力を尽くして戦うという話なので、結構面白いです。上記の妙な設定がちょっと残念。

Posted by ブクログ

2022/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは思わぬ拾い物。 少し甘めだが☆5つ! 太平洋戦争秘話とも言うべき物語。 日本とアメリカの密命を帯びた部隊が追いつ追われつの闘いを繰り広げる。 陰惨なシーンもあるのだが、ハッピーエンドで終わるので読後感は良い。極限状況で闘う男と男の友情だけでなく、ヌナミウト族の娘との交流も話に色を添えている。 作者がドイツの外交官として日本勤務の経験があるとの事で、外国人が描く日本人としては至極真っ当で、偏見のない人間として描かれているのが好ましい。

Posted by ブクログ

2021/11/09

登場人物の会話には「ジャッ〇」「〇ンキー」「インディア〇」と、今ではとても使えない単語がスラスラと。 この本は1970年頃に日本語翻訳された戦争冒険小説。 すると、すぐに、アメリカ人の美男子が「卑劣な敵(ドイツ・日本)」の目をかいくぐり危険な作戦を成功に導くという、第二次大戦を...

登場人物の会話には「ジャッ〇」「〇ンキー」「インディア〇」と、今ではとても使えない単語がスラスラと。 この本は1970年頃に日本語翻訳された戦争冒険小説。 すると、すぐに、アメリカ人の美男子が「卑劣な敵(ドイツ・日本)」の目をかいくぐり危険な作戦を成功に導くという、第二次大戦を題材とした冒険小説や映画のストーリーが浮かぶ。 この作者はドイツ人。 厳しい自然を舞台に次々と変わる局面のなか、逃げる日本兵も追うアメリカ兵も等しく差別用語を使い等しく使命感と憎しみ怒り不安の感情を表していて、ストーリー上の善悪の区別はない。 戦争であることから「冒険」の陰には、「やられていく」人たちが存在し、冒険の一言では片づけることはできない……そういったことも、差別用語や当時の日本の考え方がそのまま読者に伝えられていることで、ストレートに「時代の愚かさ」を感じるという効果が生まれている。 日本人にとって「アッツ島」は「玉砕の島」である。 この「玉砕」という言葉もまた、置き換えにより事実を見えにくくしている。 実態は、自ら選択して「全滅」したことで、生命の原理に反する行為。 もちろん全滅した人たちの問題ではなく、せざるを得ない「時代の悪意」である。 そんな島から物語が始まることも、象徴的であるようだ。 ラストは、過酷なアラスカの大自然が「悪意」から主人公たちを守ったのかもしれない。

Posted by ブクログ

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