商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 花伝社 |
発売年月日 | 2015/12/17 |
JAN | 9784763407627 |
- 書籍
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都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画
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都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画
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商品レビュー
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18件のお客様レビュー
これまで人口増に合わせて広がってきた都市を人口減少時代にどのように使っていくのかを考察した本。 その前提として、人口減によって都市は周辺部から収縮していくと考えがちだけど、実際は中心部も周辺部も各持ち主の事情によって、ランダムに空き家が出たりしてスポンジ化していくらしい。 コ...
これまで人口増に合わせて広がってきた都市を人口減少時代にどのように使っていくのかを考察した本。 その前提として、人口減によって都市は周辺部から収縮していくと考えがちだけど、実際は中心部も周辺部も各持ち主の事情によって、ランダムに空き家が出たりしてスポンジ化していくらしい。 コンパクトシティという考えに共感していたが、著者によると、コンパクトシティ化するために人の住まいを集中させるにはお金もかかるし現実的ではないとのこと。 これまでのような中心部+ゾーニングという都市計画ではなく、スポンジ化する都市をレイヤーするという提案が示されている。 興味ある分野でとてもおもしろかった!
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人口減少による都市衰退のイメージが変わる面白い本。都市が衰退していくと都市が縮んで小さくなるイメージだったが、実際は都市の大きさや形は変わらずにスポンジみたいにスカスカになるイメージとなる。 机上での都市計画の歴史に関する分析から、足を使ってフィールドワークした実態に即した分析ま...
人口減少による都市衰退のイメージが変わる面白い本。都市が衰退していくと都市が縮んで小さくなるイメージだったが、実際は都市の大きさや形は変わらずにスポンジみたいにスカスカになるイメージとなる。 机上での都市計画の歴史に関する分析から、足を使ってフィールドワークした実態に即した分析まで説得力がある。 youtubeでの饗庭さんの対談も聞いてみたが、実際に都市の輪郭を探すために郊外まで車を走らせたとのこと。都市の中心程開発が先に進むので、建物が古く、都市の輪郭に行くほど建物新しくなっていくような現象が各地で発生しており、周りから縮小してコンパクトにすることはやはり難しいと。 今後衰退する都市の対策として、コンパクトシティーのように都市の外周部から集約して中心に集める方法もあるけど、それは実際難しく、場当たり的に発生したスポンジの穴(空き家、統廃合され使われなくなった施設等)を上手く埋める必要がある。穴を埋める具体な対策は、その周辺環境や条件が大きく異なるので、コンパクトシティのような街全体を縮小する方法論は、難しく 個別の事業(空き家の利活用、公有地の活用等)として、一つ一つ解決していく必要がある。
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人口減少時代の都市はスプロールの逆向き、内側に縮小していくのではなく、スポンジのようにだんだん密度が低くなっていく。すごくわかりやすいイメージを持つことができた。
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