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和算って、なあに?日本の算数 ちしきのもり
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和算って、なあに?日本の算数 ちしきのもり

小寺裕(著者)

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和算って、なあに?日本の算数 ちしきのもり

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 少年写真新聞社
発売年月日 2015/12/14
JAN 9784879815507

和算って、なあに?日本の算数

¥1,760

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2024/05/05

和算について知らなかったので児童向けではあるが目に留まった本書を手に取ってみた。 数学というととにかく抽象的なものであるが、本書で紹介されている和算は、例えば反物を分けるというように生活に登場する具体例が元となっているため理解がしやすい。 思えば小1の頃の算数でもおはじきやリンゴ...

和算について知らなかったので児童向けではあるが目に留まった本書を手に取ってみた。 数学というととにかく抽象的なものであるが、本書で紹介されている和算は、例えば反物を分けるというように生活に登場する具体例が元となっているため理解がしやすい。 思えば小1の頃の算数でもおはじきやリンゴを数えるような具体から始まり、徐々に抽象化が進み、中学校で代数が出てきた。 アプローチは異なるが、解の公式を使っていたなど西洋で発展していった数学と結果的に同じ答えにたどり着いていたことは面白い。 本書では世界の数学の誕生のごく簡単な変遷と和算の誕生までの歴史を紹介していて、それも中々面白い。 関ヶ原の戦い以降、つまり江戸時代に一気に数学が進んで行ったとのことだが、現代に残る他の多くの文化や慣習と並び、太平(平和)であることが社会の成熟面での発展に重要であることが分かる。 本書は小学校中学年~高学年程度であれば難なく読めると思うが、大人と一緒に読んで適宜解説を得るか、ググりながら読み進めるなどの補助があればより理解は進むだろうと思う。 仮に実用だけのためであっても、逆に無用の用であっても、楽しんで学べるならそれでよい。

Posted by ブクログ

2023/10/19

日本で独自に発展した数学に和算があります。 本書では、子供向けに和算の問題を紹介するととも、和算の歴史や和算の特徴など幅広い和算についての知識を知ることができます。子供向けとは言えど、ところどころ大人向けの解説も含み、かつピタゴラスの定理なども紹介されているため、少し子供には難し...

日本で独自に発展した数学に和算があります。 本書では、子供向けに和算の問題を紹介するととも、和算の歴史や和算の特徴など幅広い和算についての知識を知ることができます。子供向けとは言えど、ところどころ大人向けの解説も含み、かつピタゴラスの定理なども紹介されているため、少し子供には難しい部分もあるように感じます。とはいえ、解説は平易に書かれているため、頑張れば理解できる範囲だと思います。 児童書の中だと現時点(令和510月19日)で私が読んだ本の中で専門的かつ、わかり易い本でした 【こんな人におすすめ】 子供向けの和算の本が読みたい わかりやすい和算の入門書が読みたい 数学(算数)は苦手だけど克服したい

Posted by ブクログ

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