

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784794968999 |
- 書籍
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蚕 絹糸を吐く虫と日本人
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蚕 絹糸を吐く虫と日本人
¥1,980
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
●養蚕から見る民俗学の本といったテイスト。蚕と日本人との関係を、歴史的視点だけでなく、文化、信仰といった視点からも掘り下げている。
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近代以前の養蚕も近代の養蚕も信仰という要素は多分に強かったということか。それは日本人の精神構造と関係があるのかもしれないな。(この本を読んで、鎗水が俄然気になってきた。南津電気鉄道?も鎗水と関係があったのか。やはり行かねばなるまいて。)
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蚕についての民俗学的な調査と考察がまとめられている。 とても内容は興味深い。 富岡製糸工場をはじめとして歴史の表舞台にたったものに限らず、蚕はずっと日本人にとって身近な存在で、信仰とも強く結びついたものだったにもかかわらず、その蚕についてこうしてまとまった著書が一般に出ることが...
蚕についての民俗学的な調査と考察がまとめられている。 とても内容は興味深い。 富岡製糸工場をはじめとして歴史の表舞台にたったものに限らず、蚕はずっと日本人にとって身近な存在で、信仰とも強く結びついたものだったにもかかわらず、その蚕についてこうしてまとまった著書が一般に出ることがあまり無かった。 その理由として挙げられていることとして養蚕・織物産業が家庭内仕事の延長、つまり女性の仕事であったからという記述もあり、なるほどと思いつつ、そこに焦点をあてて各地域の信仰や歴史・文化を紐解いていくことの面白さにどんどん引き込まれていった。 歴史の表側にはなかなか出てこなかったが、産業として確立するずっと以前より、人々の生活に根付き、人々の生活に大いに影響を与え続けたものとしての蚕は、もっと注目されるべき存在であると感じた。
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