商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 偕成社 |
| 発売年月日 | 2015/12/02 |
| JAN | 9784033137100 |
- 書籍
- 児童書
だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ
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だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ
¥1,540
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
図書館で、だんまりうさぎというワードを見て、小さい頃、このシリーズ好きだった気がすると急に思い出した。教科書に載っていたのか、本を持っていたのか定かではないけれど、何度も何度も読み返して、そんなに本を読まない子どもだったにしては珍しく、とてもお気に入りの本だったように思う。はっ...
図書館で、だんまりうさぎというワードを見て、小さい頃、このシリーズ好きだった気がすると急に思い出した。教科書に載っていたのか、本を持っていたのか定かではないけれど、何度も何度も読み返して、そんなに本を読まない子どもだったにしては珍しく、とてもお気に入りの本だったように思う。はっきり覚えてないのだけれど、この、ひがしちからさんの絵ではなく、もう少し古めかしい昭和チックな絵だったように思う。そして作中で描かれていた、だんまりうさぎがおしゃべりうさぎにもらったお餅が、とても丸くふっくらとしていて、美味しそうで、良い香りがしてきそうで、パリパリもちもちいいそうで、長いことうっとりと眺めていた気がする。 お話の内容は多分同じで、久しぶりに読んでも楽しくなる、あったかい素敵な本だった。 でも、なんか絵が違うなぁー。昔読んだ本の絵で読みたいなぁ。教科書に載っていたんだろうか?
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畑の真ん中に住み、美味しい野菜を真面目に作るだんまりうさぎに、ある日できた初めてのお友達、山に住み、家族でくるみもちを作るおしゃべりうさぎ。なんてナイスなコンビでしょう! だんまりうさぎが苦手なお喋りやコミュニケーションをおしゃべりうさぎが引き受け、おしゃべりうさぎは「口が、もう...
畑の真ん中に住み、美味しい野菜を真面目に作るだんまりうさぎに、ある日できた初めてのお友達、山に住み、家族でくるみもちを作るおしゃべりうさぎ。なんてナイスなコンビでしょう! だんまりうさぎが苦手なお喋りやコミュニケーションをおしゃべりうさぎが引き受け、おしゃべりうさぎは「口が、もう うごかなく」なるほど喋ってもだんまりうさぎが黙って聴いて喜んでくれる。ひがしちからさんの可愛い絵が、二人のキャラクターを見事に描き表していますね。
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本書は、安房直子さんの名作が、かわいい絵童話に生まれ変わったということで、発売は2015年ですが、元の原作は、表題作が1979年、「だんまりうさぎと大きなかぼちゃ」が1984年と、連続した物語となっております。 また、絵童話にしたメリットとして、安房さんの優しい物語に、温か...
本書は、安房直子さんの名作が、かわいい絵童話に生まれ変わったということで、発売は2015年ですが、元の原作は、表題作が1979年、「だんまりうさぎと大きなかぼちゃ」が1984年と、連続した物語となっております。 また、絵童話にしたメリットとして、安房さんの優しい物語に、温かさと親しみやすさを加えてくれた、ひがしちからさんの明るいタッチの絵が、更に新たな読者層への間口を広げてくれるようであり、その大きな字体と程良い文章量は、小学校低学年の子どもたちに、特にお勧めできそうな読みやすさです。 「だんまりうさぎ」と聞くと、ちょっと気難しい頑固者の印象を抱くかもしれませんが、ここでの彼は、一人暮らしで毎日野菜作りに、一生懸命働く中、友達が一人もいないので、喋りたくても喋る機会が無いというだけの、素朴で優しい人柄で、どちらかというと好印象のタイプ。 表題作は、そんな彼が美味しい野菜をたくさん収穫しても、それを分け与える人や、一緒に食べる人がいないといった悩みを抱える中、やがて訪れる転機を予感させるような、『あさのくちぶえって、すてきです』から始まる、安房さんならではの描写が印象深く、その楽しげな音は、まるで『あたりのかれ木がみんな、くちぶえにあわせて、空にのびていくようです』と、彼だけではなく、周りの自然にまで影響を及ぼすような、そんなかけがえのない大切な存在は、その後の出会いを素敵に演出しております。 また、安房さんならではといえば、物語内に於ける、美味しそうな食べ物の描写も印象的で(「ゆめみるトランク」のたいやき、思い出しました)、ここでの、かまどに火を付けて、その上に網をのせて作るそれは、やがて香ばしく、いい匂いがして、ぷうっとふくれてきて、それに砂糖と醤油を混ぜ合わせたものを付けて、食べれば・・・ああ、想像だけでこれは美味しいというのが目に浮かぶ様には、その美味しさとだんまりうさぎの喜びとが、見事に溶け合った幸福感に満たされているようで、読んでいる私も嬉しくなってきます。 続く、「だんまりうさぎと大きなかぼちゃ」も、これまた美味しそうな食べ物が鍵となった、だんまりうさぎの記念日を素敵に彩ってくれるような展開に、安房さんの優しさが滲み出ているようで、またそこには彼の努力だけではない、様々な心からの気持ちが持ち寄られることによって、それが更に素敵なものへと変わっていく点に、共に生きることの素晴らしさを教えてくれて、本来の目的とは多少異なるものになったものの、そこには言葉自体の価値よりも、同じ時間を共有することの価値に喜びを見出した彼の姿に、これで良かったのだと、素直に思うことができたのでした。
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