知れば知るほど得する税金の本 知的生きかた文庫

出口秀樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 三笠書房
• 発売年月日: 2015/11/24
• JAN: 9784837983767

商品レビュー

2020/05/11

個人が生活していく上で、深く関わっているはずなのに、あまり理解していない税金について網羅的にまとめている。
所得税から投資、不動産、相続など、細かく記載されているので大まかな理解をするにはよいのではないか。(図が少ないのでわかりにくい箇所もあるが)
とりあえず若者は１章～３章まで読んでおけばよいかと。４章以降(不動産など)は必要になったときに学べばよい。特に３章については知ってる人が限られているからこそ、自分も含めて深く学ぶべきである。
個人として、ふるさと納税を全く行ってこなかったので今年度は積極的に活用していく。
なお、こちらは2015年出版で、古い情報もある。当然ではあるが、最新の本を買うべきである。(つみたてNISAなどはこの頃なかった。)

2016/05/12

税金は誰も教えてくれないし知っていないと損したりすることもあるので、この本は参考になる
扶養控除
保険控除
医療費控除
寄付金控除
ふるさと納税

投資
不動産
相続など

最後の方はちょっと難しい。

2016/02/26

税金のプロ、税理士を生業とする著者が、知らないと損をする税控除や相続時の節税法や、これから重要度を増すマイナンバーやふるさと納税などについて解説した一冊。
相続の部分以外は、かなりわかりやすかった！
というか、相続に関しては、他の部分よりもベースとなる知識が少なかったので、再読する必要あり。

税控除は、自分で申請しない限り、税務署の方から「あなた、税金払いすぎてますよ。払いすぎたぶん、戻ってきますよ。」なんて教えたもらえることはない。

税金を払うことは、決して悪いことではないけど、やっぱり払いすぎている税金や、控除できる税金は賢く節税したいところ。

特に日本の働き手の多くを占めるサラリーマンは、源泉徴収という形で税金を給与から天引きされているので、税金に対する知識がないどころか、どんな税金をいくら支払っているのか知らなかったり、ふるさと納税などの制度が登場しても有利さや便利さ手軽さを知ろうともせず、面倒臭がったり、ちょこちょこ節税することをカッコ悪いと捉えている人も少なくない。そのわりに「税金が高い！」とか「税金を無駄遣いするな！」という声だけはデカイ(笑)

人生を豊かにしてくれる『お金』について、もっと興味をもって、仕組みや制度を知ることは、人生を楽しむための秘訣だと思う。
そのお金の知識の中でも、生活をする上で切ったも切り離せない『税金』という制度を浅くでもいいので知っておくと、収入を増やすことよりも簡単に効果を出せると感じた。