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私にふさわしいホテル 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/11/01 |
| JAN | 9784101202419 |
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私にふさわしいホテル
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私にふさわしいホテル
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商品レビュー
3.8
218件のお客様レビュー
2,3ヶ月前に文庫のランキングで見かけ、ちょっと惹かれるところがあって「読みたい」に入れていた。 10年以上も前の本だと図書館から借りてきて気付いたが、どうりで誰も予約してなかったわけだ。 新人賞は受賞したもののほとんど注目されずデビューの機会も巡ってこない不遇な新人作家・相田...
2,3ヶ月前に文庫のランキングで見かけ、ちょっと惹かれるところがあって「読みたい」に入れていた。 10年以上も前の本だと図書館から借りてきて気付いたが、どうりで誰も予約してなかったわけだ。 新人賞は受賞したもののほとんど注目されずデビューの機会も巡ってこない不遇な新人作家・相田大樹(本名・中島加代子)。 彼女が己の実力と不屈の精神と奇想天外な作戦で文学界をのし上がっていく姿がコメディタッチで描かれる。 本好きの心をくすぐるネタもちりばめながら語られる話には、小説をしたためていく呻吟に加えて、文壇や文学賞、書店や書店員、書評家や読者、作家に対する広く世間一般等々に対する作家さんの思いが滑り込まされているよう。 サクサクと読めたが、後半になるにつれ奇策の中身にあまり感心できなくなってきた。 コメディに見えて最後はちょっとしたホラーでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
野心の鬼・加代子様! のんちゃん主演で映画化しているのを観ようと思って(まだ観てない)、原作あると知り。 エッセイも読んでいるんだけど、最近はより現実離れした小説が気分。 そういう意味でも、ぶっ飛んでるこの作品はとても楽しめた! 他己評価、自己評価の違いが面白い。加代子がイケてると思っている水着姿を、遠藤先輩は貶してくる。自分の才能を加代子は低く見積もっているけど、遠藤先輩はその才能を最初の小説を読んだときから信じている。東十条先生は自分をイケオジだと思っているけど、加代子(や世間?)は男尊女卑の老害じじい(言いすぎ)だと思っている。加代子は羽振りの良い女性編集者門川さんに憧れているけど、遠藤先輩はバブル期を忘れられずに出版社のお金を使って豪遊していると貶している。などなど、一方の評価なんて曖昧なものだから、物事や人は多方面から見る必要がある。でも、その違いが面白くもあり、加代子はマイナスに考えてるけど、他の人はその姿をどう見ているんだろう?と、先を読むのが楽しみになる。 作家の実名や固有名詞がたくさん出てきて、フィクションの中でもリアリティがある。毒島先生シリーズみたいに(毒島先生ほどではないか…)出版業界の裏が見え隠れして、楽しい。 朝井リョウが結構出てきてアドバイスしてくる。(笑) 作中で東十条先生も言っているけど、(大学時代よりも前の)加代子の過去が語られず、加代子の背景がわからないことにより、キャラクターの不気味さをさらに増長させている。 遠藤先輩は加代子を認めていて、好意を持っているように見えたので、先輩と恋仲になるのか?とそわそわしながら読んだけど、邪推だった(ラブコメ大好きご都合主義脳)。 東十条先生のことなんて全然好きじゃなかったのに、加代子と東十条先生の悪巧み腐れ縁好敵手コンビの絡みが増えていくにつれ、だんだん好きになり、くせになってくる。加代子のおかげで東十条家の仲が修復されて良かった。 のんちゃんキャスティングとても合っていると思うので映画も観たい!
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柚木麻子の描く女の図太さは、なんというか、胸を借りたくなる感じがする! 度胸が一番大事だわ、と噛み締めながら我が道を行きたいね! プラダのエミリーってこんな感じじゃない?
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