商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ブロンズ新社 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784893096111 |
- 書籍
- 児童書
ヨクネルとひな
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ヨクネルとひな
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
おかあさんは、ねこのおかあさんにいいました。 「わかりました。せきにんをもってあずかりますから、いつでも会いにきてくださいね。」 猫飼いとしての矜持あふれるセリフに惚れる。 家に迎えたばかりの仔猫が、目を離すと見あたらないときの焦りにも共感。
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〝ドアを開けると、ぼそぼそで痩せっぽちの仔猫が泣いていました。猫のお母さんは、ひなちゃんにお辞儀をしながら「この子を、よろしくお願いします」というように泣きました。ひなちゃんのお母さんが、優しく抱き上げると、大きな青い目でひなちゃんをじっと見つめました「わぁ!綺麗な目」・・・〟『...
〝ドアを開けると、ぼそぼそで痩せっぽちの仔猫が泣いていました。猫のお母さんは、ひなちゃんにお辞儀をしながら「この子を、よろしくお願いします」というように泣きました。ひなちゃんのお母さんが、優しく抱き上げると、大きな青い目でひなちゃんをじっと見つめました「わぁ!綺麗な目」・・・〟『ビロードのうさぎ』の酒井駒子さんの微笑ましい仔猫の絵本。
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LEEさんの物語に、酒井駒子さんの絵が付いた、猫好き必見の絵本で、最初の非現実的な導入部も、何度も読んでみると、猫同士の別れを惜しむかのような哀愁を感じさせられたのが、却って、印象的で、その後は、女の子「ひな」自身の悲しい喪失感の体験を、猫に重ね合わせながら、想いを寄せ、愛情を注...
LEEさんの物語に、酒井駒子さんの絵が付いた、猫好き必見の絵本で、最初の非現実的な導入部も、何度も読んでみると、猫同士の別れを惜しむかのような哀愁を感じさせられたのが、却って、印象的で、その後は、女の子「ひな」自身の悲しい喪失感の体験を、猫に重ね合わせながら、想いを寄せ、愛情を注いでいく、その過程には、ぬいぐるみではない、実際に生きている存在を通した、ひな自身の成長を感じられました。 そういえば、酒井駒子さんの猫の絵を見るのは、初めてかもしれないと思い、期待に胸ふくらませた、その予感は的中し、表紙からして、その繊細で柔らかそうな毛に、ピンク色の耳、青い目、そして、少しおずおずと佇む、まだ幼さを残した雰囲気を表した感じが、とても可愛い! また、本書においても、ミルクを飲む姿や、おひる寝する姿の可愛さに加えて、文章での表現も、 「だっこすると ちいさなおなかを ふくらませたり へこませたりしながら ぐるるるると のどを ならしました」 と、自身も猫と暮らしている、LEEさんの実体験が活かされているような臨場感が、心地好く感じられました。
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