ヨクネルとひな の商品レビュー
おかあさんは、ねこのおかあさんにいいました。 「わかりました。せきにんをもってあずかりますから、いつでも会いにきてくださいね。」 猫飼いとしての矜持あふれるセリフに惚れる。 家に迎えたばかりの仔猫が、目を離すと見あたらないときの焦りにも共感。
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〝ドアを開けると、ぼそぼそで痩せっぽちの仔猫が泣いていました。猫のお母さんは、ひなちゃんにお辞儀をしながら「この子を、よろしくお願いします」というように泣きました。ひなちゃんのお母さんが、優しく抱き上げると、大きな青い目でひなちゃんをじっと見つめました「わぁ!綺麗な目」・・・〟『...
〝ドアを開けると、ぼそぼそで痩せっぽちの仔猫が泣いていました。猫のお母さんは、ひなちゃんにお辞儀をしながら「この子を、よろしくお願いします」というように泣きました。ひなちゃんのお母さんが、優しく抱き上げると、大きな青い目でひなちゃんをじっと見つめました「わぁ!綺麗な目」・・・〟『ビロードのうさぎ』の酒井駒子さんの微笑ましい仔猫の絵本。
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LEEさんの物語に、酒井駒子さんの絵が付いた、猫好き必見の絵本で、最初の非現実的な導入部も、何度も読んでみると、猫同士の別れを惜しむかのような哀愁を感じさせられたのが、却って、印象的で、その後は、女の子「ひな」自身の悲しい喪失感の体験を、猫に重ね合わせながら、想いを寄せ、愛情を注...
LEEさんの物語に、酒井駒子さんの絵が付いた、猫好き必見の絵本で、最初の非現実的な導入部も、何度も読んでみると、猫同士の別れを惜しむかのような哀愁を感じさせられたのが、却って、印象的で、その後は、女の子「ひな」自身の悲しい喪失感の体験を、猫に重ね合わせながら、想いを寄せ、愛情を注いでいく、その過程には、ぬいぐるみではない、実際に生きている存在を通した、ひな自身の成長を感じられました。 そういえば、酒井駒子さんの猫の絵を見るのは、初めてかもしれないと思い、期待に胸ふくらませた、その予感は的中し、表紙からして、その繊細で柔らかそうな毛に、ピンク色の耳、青い目、そして、少しおずおずと佇む、まだ幼さを残した雰囲気を表した感じが、とても可愛い! また、本書においても、ミルクを飲む姿や、おひる寝する姿の可愛さに加えて、文章での表現も、 「だっこすると ちいさなおなかを ふくらませたり へこませたりしながら ぐるるるると のどを ならしました」 と、自身も猫と暮らしている、LEEさんの実体験が活かされているような臨場感が、心地好く感じられました。
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ある日、ねこのおかあさんがこねこを預けに来る。という時点でグッとつかまれる。青い目の子猫にひなちゃんは次第に愛着が湧き……。その後は一緒に「いたーーー!」となる。 絵は酒井駒子さん。イラストとして簡略化される部分と写実的な部分が共存していてすごい。
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「こんなにちいさいのに、このこはちゃんといきてるね」 こねこを抱っこしたときの息遣い、喉の音、あの小ささは、ほんとうに感動します。ビロードのうさぎでも有名な酒井駒子さんの絵が、なんともいえないかわいらしさとせつなさを感じさせてくれます。ねーこちゃんって呼びかけたくなります。(9...
「こんなにちいさいのに、このこはちゃんといきてるね」 こねこを抱っこしたときの息遣い、喉の音、あの小ささは、ほんとうに感動します。ビロードのうさぎでも有名な酒井駒子さんの絵が、なんともいえないかわいらしさとせつなさを感じさせてくれます。ねーこちゃんって呼びかけたくなります。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ヨクネルとひな #LEE #酒井駒子 #ブロンズ新社
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ねこのお母さんに、子猫をおねがいされる、という発想がっても好きだ。それに対して「おあずかりします」と答えるママも素敵。 大げさかもしれないけど、人間だからこそできることもあるな、と思った。
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ネコのお母さんから体の弱った子猫を任されたひなちゃんのお母さん。おかあさんがお使いに行ってる間子猫が何処かへいなくなってしまいます。迷子になった時の事を思い出してひなちゃんは哀しくなってしまいます。 ひなちゃんと子猫のヨクネルがとっても可愛いです。見ているだけで癒されます。
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親猫から子猫をお願いされるというファンタジーさと酒井駒子さんのリアルな絵のギャップのバランスがいいのかな。 絵本の物語というより、はじめてのペット的なドキュメンタリーっぽいが子猫も女のコもとにかく可愛い。 ヨクネルってタイトルでネタバレしちゃってるけど、猫にピッタリの名前かも。
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暖かい。酒井さんのピンクが新鮮。相変わらずの画力。酒井さんの絵を引き出すために、すべての物語や本はあるとさえ思う。
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酒井さんの描くこねこちゃんがあまりにかわいくて衝動買い。お母さんネコと主人公の少女(ひな)の母親がどちらもふしぎな自信に満ちていて、たがいに通じ合っているので、こどもたちは安心して大きくなれそうだなと思える。
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