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江戸時代の罪と罰
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784794221681 |
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江戸時代の罪と罰
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江戸時代初期の人命の軽さを象徴する人斬り、辻斬りから始まり、残酷な刑(牛裂・釜煎など)から江戸中期、将軍吉宗による刑の緩和化、法令集の編纂など、刑罰改革の断行。また冤罪や牢獄の実態を多彩な史料から照らし出した、江戸時代中心をに、明治十数年代までを対象とした、罪と罰の「展示会」。絵...
江戸時代初期の人命の軽さを象徴する人斬り、辻斬りから始まり、残酷な刑(牛裂・釜煎など)から江戸中期、将軍吉宗による刑の緩和化、法令集の編纂など、刑罰改革の断行。また冤罪や牢獄の実態を多彩な史料から照らし出した、江戸時代中心をに、明治十数年代までを対象とした、罪と罰の「展示会」。絵図にぞっとしたり、古文書(の解説)を眺めたり。今につながる問題をも秘めた、興味深い内容でした。
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新聞の書評欄に紹介されていたのがきっかけで読んだ。 先日読んだ「本の『使い方』」(出口治明著)の中で、ビジネスで大事な視点は、 ①数字 ②ファクト(事実) ③ロジック(論理) の3つであるとした上で、「私が江戸時代に最低の評価を下しているのは、江戸時代が栄養失調の社会だったことが数字でわかっているからです」という記述があった。 江戸時代を「最低」と言い切っていることに衝撃を受けた。 ここから、江戸時代について調べてみようという思いがあり、本書を読んだ。 著者は国立公文書館に勤めた氏家幹人氏。さまざまな文献を丁寧に当たり、記述(事実)を基に書いている姿勢が素晴らしい。 江戸時代の初期と幕末期には「辻斬り」が頻繁にあり、牢の環境が悪く、未決囚が多くなくなるような環境であった。 私たちが思う以上に、武士は武士の論理で生きており、横暴である。 名君と呼ばれる徳川吉宗は、刑のあり方を研究し、改革してきた。牢も劣悪な環境が改善されるようになった。しかし、それまでには多くの血が流れている。
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