商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784103396819 |
- 書籍
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キッチン・ブルー
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キッチン・ブルー
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商品レビュー
3.3
42件のお客様レビュー
食に関する短編集。 なかなかやりきれないような、ブルーな気分にもなる物語。でもそれぞれラストは救いもあって、まぁよかったのかなぁ、そうかなぁ、ともやもやしながらもなんとなく収まったような、そんな微妙な感じ。 人前で食べられないとか、料理に並々ならぬコンプレックスがあるとか、味...
食に関する短編集。 なかなかやりきれないような、ブルーな気分にもなる物語。でもそれぞれラストは救いもあって、まぁよかったのかなぁ、そうかなぁ、ともやもやしながらもなんとなく収まったような、そんな微妙な感じ。 人前で食べられないとか、料理に並々ならぬコンプレックスがあるとか、味覚障害とか、いろいろ気になる症状が描かれて、気になってどんどん読んでしまった。 バーのおじさん、久津間さんの存在も、面白かった。もっと活躍が見たかったな。
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“食事”ってね、色んな意味でホンマに大事。 って、つくづく思う。 ☆食えない女 ☆さじかげん ☆味気ない人生 ☆七味さん ☆キャバクラの台所 ☆ままごと
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で気になり手に取った本。食べ物系小説に手を伸ばしがち。 食べ物は食べ物でも、美味しい!楽しい!とは反対で、食に纏わるちょっとブルーなお話達。 面白くてすいすい読み進める。 人前で食事が出来ない女性が主人公の「食えない女」と、ストレスで味覚を失くしてしまった女性のお話、「味気ない人生」、あとは料理以外は完璧な女性が主人公の「さじかげん」が好き。 とくに「味気ない人生」は最後そうきたか~!と少し笑ってしまった。食感でカバー! 「さじかげん」は私も料理に自信がないから、わかる…これされると辛いよな…と共感できる部分が沢山。 特に惣菜の唐揚げの件なんて私だったら確実に不機嫌になってるな、なんて。 何てデリカシーの無い男や!とムカムカしていたけど、実は思いやりから来る行動だったと分かってホッとした。 料理苦手系女子に幸あれ!私も料理が上手くなりたいもんだ。
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