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友罪 集英社文庫
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友罪 集英社文庫

薬丸岳(著者)

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友罪 集英社文庫

913

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/11/01
JAN 9784087453799

友罪

¥913

商品レビュー

4.1

233件のお客様レビュー

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2025/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

重く、考えさせられる話。 自分が益田と同じ立場だったらどうするか。 刺激しないよう愛想笑いでうわべだけ付き合って、徐々に距離を置くかなぁー…。。 それにしても益田が偽善者の優柔不断野郎で読んでてイライラした。 偽善者のふりして結局学も鈴木もいちばん傷つけている。 こういう人間は嫌いだ。 ラストは益田の手記で終わるのではなく、それを読んだ鈴木がどうするのか、どう感じたのかとか、その後の益田との再会まで書いてあると私としてはよかった。 その後が気になる。

Posted by ブクログ

2025/01/24

すごく重い話だった。けど、綺麗事のように罪を友人として受け入れるのでなくて、自分が彼の罪を知っても受けいられるとは限らない、よくない態度をとってしまうかもしれないというという人間らしさが書かれていて良かった。

Posted by ブクログ

2025/01/18

書店でポップに目を惹かれて買った。めっちゃ分厚くて時間かかるかなと思ってたけど内容おもろすぎて一晩で読めた  「心を許した友は、あの少年Aだった」がキャッチフレーズで、それを軸に話が進むねんけど、もし自分の身近にいる人、好きな人、信頼してる人の過去が少年Aだったら、そのことを知...

書店でポップに目を惹かれて買った。めっちゃ分厚くて時間かかるかなと思ってたけど内容おもろすぎて一晩で読めた  「心を許した友は、あの少年Aだった」がキャッチフレーズで、それを軸に話が進むねんけど、もし自分の身近にいる人、好きな人、信頼してる人の過去が少年Aだったら、そのことを知ってしまったら、私やったら距離を置いてまうな〜って思った。でも読んでいくうちに受け入れることもできるんかな、ってめっちゃ心が揺らいだ。更生してたら許せんのかな?でもなにをもって更生と言うんかな?被害者遺族でもない世間一般が許すってなんなん?ってなんか色々考えさせられた。  大学の授業で少年法について学ぶ機会があって、そのときは年齢で刑罰が変わるのはおかしいことやろっていう考えしかなかった。でも人って環境に左右されやすくて、その子がどんな背景で育ってきたかとか、教育の機会の有無とかによっても変わってくるし、ダメなことに対して叱ってくれる大人がおらんかったら法を犯してしまうこともあるんかなって思うから、一概に当人がいちばん悪いって言い難いんやな〜ってちょっと怖くなった。    償いがおわることはないんかなって思うけど、その人が幸せになったらあかん権利なんかどこにもなくて、だからこそ刑期があるわけで、でも世間は許してくれへん。難しいよな〜ベンサムでいう社会的制裁より道徳的制裁のほうが、より犯罪者の心に重たくのしかかってその後も一生消えることはないんかな〜って、考えさせられる深い内容やった。

Posted by ブクログ