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性のタブーのない日本 集英社新書08108
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784087208108 |
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性のタブーのない日本
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
「まぐあう」は「目交う」で視線が合うこと。昔は家族以外で、男女が顔を合わせることはなく、目が合うことは性交渉を意味した。p.39 闇の中で性交渉するのは平気だが、顔を見られるのは嫌という女。p.143
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橋本治さんの新刊が出ていたので買ってみた。 氏の桃尻誤訳枕草子(何故か上巻のみ)を昔母が所持しており、こっそり読んで面白かった記憶があったのだ。 日本の文化史における性表現について、古事記や源氏物語、葉隠などの有名作品や平安~江戸時代の文化を取り上げながら、自由に語られる。 時折当時と現代を比べて現代女性への皮肉が随所に見られるが(笑) 大和撫子がおしとやかなのは武士の時代になってかららしい、まあ日本に限らず女性が皆おとなしく貞淑だと思うのは間違いである。 おっぱいは子供が吸うもので昔の成人男性はおっぱいに特別性的な意味を持たない…“見る刺激”ではあっても揉んだりしゃぶったりする“性愛の具”ではない、という説には少々疑問。 "あぶな絵"には描かれていた=性的な目で見ていた、ということはやはり行為の時に揉んだり吸ったりしたくならないものだろうか?(我ながら何を書いているんだ) 昔は男色が盛んだった事情には大変合点がいった。 まさか肉体関係を結ぶことで人間関係の結びつきを強くするとは。(でもその感覚はわからなくもない。) 女性との恋愛は和歌送ったりセンスが必要だったりでめんどくさい。 さらに当時は男色を変な目で見る人も少なかった。 平成末期~令和になってやっとこさLGBTが世間の知るところとなってきたが、そういった意味では昔の方が多様性があったのだろうか。 ---22P.“猥褻”という規定は“それを猥褻と感じるかどうか”によって作動するから感じる人間、時代状況次第で“猥褻かどうか”は揺れ動く。--- そういえばSNS上で二次元女性の性表現が度々炎上するが、そこに怒りを感じる人の気持ちが私にはわからない。(だって絵だし。でも、共感はできないけど、自分が発信者となる際は配慮すべきだと気を付けなければ。) 炎上対象の表現物を見ても、自分には全く性的に思えないものも多いのだ。 しかし“慣れたら感じない”とも著者。 10代の頃、エロにとても近いところにいた経験があるからすっかり慣れてしまっているのだろうな。
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まぐわうって、目合うで、目が合うとそれは性交するという日本の古代に、タブー謎なかった。それは、ただの自然な生理で過ぎなかったわけで。 ただしフリーではなく、モラルやルールはあったというのを、古典や絵画から描き出す。 源氏物語なんか凄いな。これ、よく子供たち読ませようてって思う。当...
まぐわうって、目合うで、目が合うとそれは性交するという日本の古代に、タブー謎なかった。それは、ただの自然な生理で過ぎなかったわけで。 ただしフリーではなく、モラルやルールはあったというのを、古典や絵画から描き出す。 源氏物語なんか凄いな。これ、よく子供たち読ませようてって思う。当時の女流文革なんか、少女コミックスみたいなもんだってのは、いや、きっとその通りなんだろ思った。 そんな国に、性的差別なんかあったわけなかろう。
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