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マカベア戦記(上) ユダヤの栄光と凋落 学術選書072
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マカベア戦記(上) ユダヤの栄光と凋落 学術選書072

秦剛平(著者)

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マカベア戦記(上) ユダヤの栄光と凋落 学術選書072

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 京都大学学術出版会
発売年月日 2015/11/11
JAN 9784876988723

マカベア戦記(上)

¥2,200

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2023/03/25

ユダヤ人たちがセレウコス朝シリアに支配される中、反乱と王朝の樹立に成功するマカベア戦争、そしてハスモン王朝の存亡を追う本。資料は旧約外典のマカベア第一書やヨセフスの著作などである。上巻は発起人であったマッタティアスの5男ヨナテースがトリュフォンに捕らえられるまで。わかりやすいのだ...

ユダヤ人たちがセレウコス朝シリアに支配される中、反乱と王朝の樹立に成功するマカベア戦争、そしてハスモン王朝の存亡を追う本。資料は旧約外典のマカベア第一書やヨセフスの著作などである。上巻は発起人であったマッタティアスの5男ヨナテースがトリュフォンに捕らえられるまで。わかりやすいのだけど、ところどころで終末思想は過激な幻想、復活など非合理、やれやれなどと言って彼らの信仰をこけにする姿勢があるので、ノイズになって読みづらい。少なくとも当時の彼ら(そして現代の世界中にも大勢の人々がいる)がそれを真剣に信じ、行動したという事実があるのだから、研究者でありながらはなからバカにしてろくに慮りもしない姿勢はあまり好きではないなと思った。研究者というていで、歴史において自分の価値観に基づいて思想の正しさを論じるのはやめてほしい。まあ、一般向けの本だし、これが日本人の一般的で模範的な態度なのかもしれないけど。

Posted by ブクログ

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