商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784334910631 |
- 書籍
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地に巣くう
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地に巣くう
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商品レビュー
3.7
26件のお客様レビュー
弥勒シリーズ 6 心に虚空を抱える同心・小暮信次郎。 人斬りの往昔を背負って武士から商人へと形を変えた・遠野屋清之介。 遠野屋に拘る、信次郎。 その信次郎から目が離せなく、いつの間にか、事件の解決に手をかしてしまう、遠野屋。 身を守るためとは言え、急所を外したとはいえ、とう...
弥勒シリーズ 6 心に虚空を抱える同心・小暮信次郎。 人斬りの往昔を背負って武士から商人へと形を変えた・遠野屋清之介。 遠野屋に拘る、信次郎。 その信次郎から目が離せなく、いつの間にか、事件の解決に手をかしてしまう、遠野屋。 身を守るためとは言え、急所を外したとはいえ、とうとう人に刃を向けてしまった、遠野屋。 商人として全うしたい遠野屋はどうする。
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※このレビューにはネタバレを含みます
たとえ肉親であろうとも、情なんぞには欠片も揺るがない。さりとて罪を赦さぬ正義感ではない。興が乗るかどうかだけのこと。信治郎は、亡き父が墓場に持って行ったはずの闇に触手を伸ばす。背後で巣くうのが手に負えぬ巨大な闇だと悟っても、コトが難解であるほどにそそられた心は収まらない。その異様な凄みを改めて示す。対して清之介は、自身に潜在する闇を、凄みを懸命に抑え込む。それを嘲笑い、本性を露わに生きやがれと誘う信治郎に恐れつつ、心は揺らぐ。それにしても信治郎、今回はたやすく毒を盛られ運に任せて生き延びたのはらしくない。
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相変わらずの信次郎で嫌味たっぷりだが全体的には楽しめた。 今回は仕掛けも敵も大きく、清之助も遂に太刀を手にする場面がある。 もう一作くらいは読みたい。
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