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フランドルの四季暦
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フランドルの四季暦

マリ・ゲヴェルス(著者), 宮林寛(訳者)

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フランドルの四季暦

2,640円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2015/11/01
JAN 9784309206936

フランドルの四季暦

¥2,640

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みんなの感想まとめ
  • フランドル四季風景
  • 自然詩的描写
  • 地元文化と生活
  • 季節の移ろい
  • 植物動物観察
  • 日常の美しさ
  • 親しみやすい散文
  • 挿絵と共に楽しむ
  • 心に残る瞬間
  • 自然と人間の調和

自然の美しさと人々の営みが織りなす四季の移ろいを、詩的な散文で描いた作品です。ベルギーのフランドル地方を舞台に、12か月の章を通じて、植物や動物、天候、そして人々の日常が瑞々しく表現されています。著者は、草木や川がそのままの姿で生き生きと描かれ、春の訪れや季節の変化が細やかな修辞で表現されています。特に、雪解けの川や発芽する睡蓮など、自然の一瞬一瞬が印象深く心に残ります。また、地元の人々の生活を交えた描写によって、季節の色がさらに豊かに感じられます。挿絵も魅力的で、全体として親しみやすい円環構造を持つこの本は、自然観や文化を深く考えさせてくれる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2017/03/09

ベルギーはフランドル地方。そこに住む作者が季節のあらわれ、うつろいの極めて微細で繊細な様子を汲み取って、1月から順に12ヶ月分、一文一文ぬかりのない珠玉の修辞で描いていた。 それは擬人といった類ではない。そこでは草木は草木として、川は川として、雨風は雨風として生きていた。 例え...

ベルギーはフランドル地方。そこに住む作者が季節のあらわれ、うつろいの極めて微細で繊細な様子を汲み取って、1月から順に12ヶ月分、一文一文ぬかりのない珠玉の修辞で描いていた。 それは擬人といった類ではない。そこでは草木は草木として、川は川として、雨風は雨風として生きていた。 例えば4月、雪解けを迎えて、川の支流は春の兆しをめいっぱい抱えうきうきと本流に向かう。池の中で発芽した睡蓮は、はやく茎を伸ばし水面に顔を出して、きたる5月にみずからの開花を捧げたい。あるいは吝嗇家のキイチゴは、舞う雹のありったけをくすね、人目を忍ぶように葉の裏にこそっと隠しこむ。などなど… その万物の豊かな生の営みを、筆者は余さず汲み取って描写していた。驚くほど細かい。でもメモを取ろうとしたら追いつかないくらい、ほとんどすべての文章が興味深く心に沁み渡った。 ときにはその地方で生活している人々の人生、日常の一景を織り交ぜ描くことで、その季節の色をさらにこちらの心に印象付ける。鮮やかな手腕にため息が尽きなかった。 挿絵も細やかでかわいくて豪華な一冊。

Posted by ブクログ

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