コンサルは会社の害毒である 角川新書

中村和己(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2015/11/01
• JAN: 9784040820521

商品レビュー

2025/05/03

著者はかなりお怒りになっているようだ。
現場の不勉強さと管理職の現場の知らなさ、コンサルの身勝手さ。
欧米型のコンサルが日本の共同体型企業経営にあうわけがないという視点での分析はなるほどとおもった。
コンサルは常に正しさを追うが、購入者は間違いを好んでいるかもしれないというリアルをちゃんと説明している。

2018/10/27

久しぶりに、これは買わねばと思った本です。
タイトルにつられて図書館で借りた本ですが、内容的には日本企業の経営層と海外で発生したコンサル業との相性の悪さがたっぷりと書かれており、かなり納得できる内容です。
一応外資系コンサルに所属している自分ですが、これまでのモヤモヤを文字化してもらい有り難いの一言。
金融、保険のコンサルとかマジ意味ないと改めて思った。
買われない人を相手にする仕事より、変わろうとしている人を助ける仕事をした方が良いよね？

買います。中古でも。そして、これは何回でも読みます。付箋貼ると大変なことになるのでね。

2018/03/22

もちろん、この本には書いてないことだけれど、なぜ日本のCSRは目先のハウツーを求めて、社の理念になかなかつながってこないのかとか、なぜ新商品が次々と出る割には大きなチャレンジに立ち向かおうとしている感じがしないのかとか、いろいろと通底する部分があるように思いながら読んだ。