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ニッポンの歯の常識は?だらけ 反逆の歯科医と元厚労副大臣、歯の表裏事情に迫る
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ニッポンの歯の常識は?だらけ 反逆の歯科医と元厚労副大臣、歯の表裏事情に迫る

河田克之(著者), 赤松正雄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ワニブックス
発売年月日 2015/11/01
JAN 9784847093890

ニッポンの歯の常識は?だらけ

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2018/08/11

歯周病は、口腔内常在菌による慢性的な細菌感染の結果、歯を支える周囲の歯槽骨が破壊される病気です。健康な状態であれば常在菌による細菌感染は成立しませんが、異物があるとその周辺では生体の防御反応として炎症が起こります。炎症が起こり、周囲の環境が変化すると、その環境に適応した常在菌が繁...

歯周病は、口腔内常在菌による慢性的な細菌感染の結果、歯を支える周囲の歯槽骨が破壊される病気です。健康な状態であれば常在菌による細菌感染は成立しませんが、異物があるとその周辺では生体の防御反応として炎症が起こります。炎症が起こり、周囲の環境が変化すると、その環境に適応した常在菌が繁殖します。これが常在菌に感染成立のメカニズムです。したがって、環境の変化をもたらした異物を排除することが、最も根本的な解決策です。歯周病の場合、最大の異物となり得るものは歯周ポケット内に貯留した歯石をはじめとした諸々の汚物です。これを定期的に取り除くことを長年実践してまいりました。その結果、歯周病がコントロール可能な病気であることを実証することが できたのです。これは、歯科医学の根幹を成す定義や定説の否定であり、私が「叛逆の歯科医」と言われる所以ともなりました。 歯磨きを過信してはいけない フッ素入りは多少は効果があると思います。 歯周病や虫歯の原因を突き詰めると、歯の周囲や隙間にこびりついたプラークです。爪楊枝ではプラークはまでは取り切ることはできません。 (略) プラークは、部屋の隅々にこびりついた油の混ざったホコリみたいなものですから、薬を少々口に含んだり、うがいしたくらいでは取れません。 歯石ってどれくらいの時間でできるののですか? 歯肉縁上歯石だと早ければ三日、一週間もあれば十分です。唾液中のカルシウム塩が何らかの原因で過飽和になって析出し、歯に付着するためにできるものと言われています。 細菌がプラークという住み家を作り出し、歯垢が時間とともに成熟してねばねばのバリアに覆われたバイオフィルムを作ります。歯面に強固に付着したバイオフィルムは歯磨きだけでは落とせないため、歯科医院で定期的に落とす必要があります。 日本の保険制度で、今行われている歯のケアのことをSPT(Supportive Periodontal Therapy 、歯周病治療後のサポート療法)と言いますが、その普及率は二〜三%程度と、ほとんどの歯科医院が実践していないのが現状です。 ケアの基本はスケーリング(歯石取り)

Posted by ブクログ

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