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白痴(1) 光文社古典新訳文庫
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白痴(1) 光文社古典新訳文庫

フョードル・ドストエフスキー(著者), 亀山郁夫(訳者)

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白痴(1) 光文社古典新訳文庫

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/11/01
JAN 9784334753207

白痴(1)

¥946

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/07/03

ドスト!エフー!スキー!とぉーッ!(なんの変身ポーズやねん) 1年ぶりのドストエフスキーです 『白痴』全四巻スタートです 「白痴」とは重度の知的障害の呼び方。差別用語とされることがある。(ウィキペディアより) とのことなんですが、なんとなくドストエフスキーが意図したものと日本...

ドスト!エフー!スキー!とぉーッ!(なんの変身ポーズやねん) 1年ぶりのドストエフスキーです 『白痴』全四巻スタートです 「白痴」とは重度の知的障害の呼び方。差別用語とされることがある。(ウィキペディアより) とのことなんですが、なんとなくドストエフスキーが意図したものと日本語としての「白痴」はちょっとかけ離れた感じもするんです まぁ『白痴』があまりにも定着しているがために、文中も「白痴」を使わざるを得ず、亀山郁夫さんのすんばらしい新訳がちょっと窮屈な感じになっているのがちょっと残念でした んでも、なんて言うか去年『罪と罰』を読んだ時にも感じたドストエフスキーに対する凝り固まったイメージを完全破壊してくれる恐ろしいまでの読み易さは健在です ありがたい はい、はい、第一部ね 『白痴』第一部よ まぁ簡単に言うととてつもなく長い登場人物紹介です これ、めちゃくちゃ的を得た表現なんですが、こう聞くと面白くなさそうじゃないですか?退屈な感じがするでしょ でも面白いのよ もう面白いの さすがのドストエフスキーよ そしてこの『白痴』は恋愛小説なんですね 主人公のムイスキン公爵はなんかもう好き ヒロインのナスターシャはなんかもう良くわからん 恋敵のロゴージンはなんかもうアホ そして出てくる人みんなちょっと色々考えすぎておかしくなってね?っていう人ばっかりで、ドストエフスキーだわーって感じ そしてなんかあれハッピーエンドで話終わっちゃいそうだけど…からの急展開で、どうなっちゃうの?の第二部へ!

Posted by ブクログ

2021/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生誕200周年!これは読まねば!と『罪と罰』(再読)か『白痴』(初読)か迷ってこちらを選択。 癇癪の治療が終了しスイスからロシアへの帰途の途中、青年・ムイシキン侯爵はロゴージンと出会ったのをきっかけに、様々な人と出会い翻弄されていく。 著者が「完全に美しい人間」と描いた白痴のムイシキンより、時代に翻弄されている周囲の人々に善い人がわずかで(特に1巻ではガブリーラとトーツキイとイヴォルギン将軍は凄まじい)、トーツキイの犠牲となるヒロインのナスターシャも激情的な女性に成長するが心情が書かれていないので、謎めいた不可思議な行動をする女性として描かれている。 ナスターシャは崖っぷちのシンデレラのようで、人生の選択を間違って(でもそれしか選べなくて)転落していきそうであり、「完全に美しい人間」のムイシキンは周囲の人に哀れに思われるが理解されることがない。 続いて2巻へ。 ***************************************** 「いいですか公爵、現代人にとって、おまえはオリジナリティに欠ける、弱い性格、特別な才能もない、並の人間だって言われるほど、おとしめられることはないんです。」(Kindleの位置No.3661-3662). 1868年~の連載に書かれたセリフ。令和に書かれたのかな?というような内容。100年以上前に書かれたとは思えないというわけではなく、人間はそんなに変わらないのかな。

Posted by ブクログ

2021/10/24

ムイシキン公爵とロゴージンと美女ナスターシャをめぐる三角関係の話。ロシア人は登場人物が欲望のまま行動するところは興味深いと感じた。幸せとは何か?を考えさせられる。ドストエフスキーの抱えていた苦悩もよく表現されていると感じた。

Posted by ブクログ

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