商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/10/30 |
JAN | 9784103112259 |
- 書籍
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わかれ
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わかれ
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商品レビュー
2.8
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
苦手や嫌いな作家の作品もたまに読むと「前頭葉」にいいとかで、著者には失礼ながら読んでいます。瀬戸内寂聴「わかれ」、2015.10発行。短編小説らしき9作品が収録されています。最初の「山姥」がお気に入りです。
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瀬戸内さんの小説を読んだのは初めてかもしれない。 同時期に荻原浩の短編小説も読んでいたのだけれど、話は荻原さんのほうがおもしろいけれど、迫ってくるものは瀬戸内さんのほうがある。 私は瀬戸内さんのほうが好きかもしれない。
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これが、90年もの人生を生きてきた人の作品なのか。否、90歳になっても、創作はこのようにできるものなのか。稀有な才能であるにしろ、そういう人生の先輩の活躍は生きる励みになる。 吉行淳之介のことが書かれた「約束」。今まで、振ってきたことしかなかった著者の男女関係で、たった一度振られ...
これが、90年もの人生を生きてきた人の作品なのか。否、90歳になっても、創作はこのようにできるものなのか。稀有な才能であるにしろ、そういう人生の先輩の活躍は生きる励みになる。 吉行淳之介のことが書かれた「約束」。今まで、振ってきたことしかなかった著者の男女関係で、たった一度振られた話。(エッセイなのか、フィクションなのか、私は全て著者を主人公に浮かべながら読んだ) 全作品、始まりから気持ちをとらえて最後まで離さない筆力。あるいは著者の人生経験の力か。 生きすぎるのは辛い、という高齢者の孤独も、本作品のテーマのひとつ。
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