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小泉今日子はなぜいつも旬なのか 朝日新書538
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小泉今日子はなぜいつも旬なのか 朝日新書538

助川幸逸郎(著者)

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小泉今日子はなぜいつも旬なのか 朝日新書538

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2015/10/10
JAN 9784022736383

小泉今日子はなぜいつも旬なのか

¥858

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2023/08/03

面白い視点でした。 この手の本は「難しく考えすぎやろ」 と思ってしまうことが多いのですが、 今回はそれは感じなかったです。 確かにキョンキョンは稀有な存在。 あんみつ姫、グリコや霧ヶ峰のCMなど、 ダントツで可愛いかったけど、 それだけじゃ説明できないですからね。 小泉さんの本も...

面白い視点でした。 この手の本は「難しく考えすぎやろ」 と思ってしまうことが多いのですが、 今回はそれは感じなかったです。 確かにキョンキョンは稀有な存在。 あんみつ姫、グリコや霧ヶ峰のCMなど、 ダントツで可愛いかったけど、 それだけじゃ説明できないですからね。 小泉さんの本も読んでみたくなりました。

Posted by ブクログ

2018/08/31

サブカルチャー批評としての観点からアイドル小泉今日子を論じた本ではありません。主として彼女と同世代かそれよりもすこし下の、バブル期を経たことで「ここではないどこか」を求めてしまう生き方を身に着けてしまった人びとに対して、つねに変わりつづけることで長い期間にわたってアイドル、女優と...

サブカルチャー批評としての観点からアイドル小泉今日子を論じた本ではありません。主として彼女と同世代かそれよりもすこし下の、バブル期を経たことで「ここではないどこか」を求めてしまう生き方を身に着けてしまった人びとに対して、つねに変わりつづけることで長い期間にわたってアイドル、女優として活動をおこなってきた小泉今日子の生き方から学べることはなにかを論じている本だというべき内容になっています。 アイドルとしての小泉今日子といえば、『なんてったってアイドル』で知られるような、アイドルそれ自身の虚構性をみずから暴露するようなメタ的な視点を示すことによって、日本のアイドル史における転換点ともいうべき位置を占めていると論じられることが多く、そういった観点からの考察を期待していたのですが、全体としてはあらかじめ期待していた内容とかなりのへだたりがあったように感じました。 とはいえ、斉藤由貴や中山美穂、あるいは宮沢りえといった、彼女と同時代のアイドルや女優たちとの比較もなされており、さらに『あまちゃん』における他の登場人物たちとの比較を通して小泉今日子の時代と現代のアイドルに求められているものについての考察など、興味深く読んだ箇所がいくつかあったことも事実です。ただ、小泉今日子を題材に、ある種の自己啓発本的な指針を得ようとするのは、やや奇矯な試みであるようにも感じました。

Posted by ブクログ

2016/09/19

小泉今日子を軸にした、80年代以降の女性の変遷を描いた作品。それが趣旨。しかし、小泉今日子の生き方と時々の流行の最先端にいた女性の生き方を対比したいる部分があり、人生論の色合いも実は濃い。僕は個人的には、小泉今日子的な生き方にあこがれる。本当に大切なことを手放すことで再生をする、...

小泉今日子を軸にした、80年代以降の女性の変遷を描いた作品。それが趣旨。しかし、小泉今日子の生き方と時々の流行の最先端にいた女性の生き方を対比したいる部分があり、人生論の色合いも実は濃い。僕は個人的には、小泉今日子的な生き方にあこがれる。本当に大切なことを手放すことで再生をする、ということの痛みを大事さを思いさせてくれます。これを読んでから別なキョンキョンの本を読むと違う視点が得られるかもしれません。

Posted by ブクログ

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